フィレンツェもつ煮込み、ランプレドット (Lampredotto)

Lampredotto
フィレンツェで一番美味しいと確信する、サンタンブロージョのランプレドット屋台「POLLINI」。数年前まで上の写真のように3輪トラックだったんですよ

フィレンツェのもつ煮込み料理
現在はこんな感じで車もリニューアル。フィレンツェの名店「チブレオ」の前にオープンしています。詳しくは右下の地図を確認ください

ランプレドット
屋台の中ではPOLLINIのランプレドットが一番美味しいです。これはバスケッタと言ってお皿に盛ってもらう形式。パン付きです。パニーノよりもお肉の旨味と食感が良く分かります

ネルボーネ
中央市場内でひときわ賑わう「NERBONE」。12時過ぎると混みすぎて並ぶのも一苦労です

ネルボーネ
ネルボーネの店舗脇で長テーブルに座って食べることもできます。全部セルフサービスで、最初にレジで注文と会計を済ませ、料理を受け取り、食事が終わったら食器を下げます

ネルボーネ
調理している場所から料理を受け取ります

ネルボーネ
ネルボーネのメニュー表はこんな感じ(2014年12月時点)。上から赤字で前菜(Antipasti)、パスタ(Primi Piatti)、メイン料理(Secondi Piatti)、付け合せ(Contorni)と書いてあります。Trippa Fiorentina(フィレンツェ風トリッパ)は6.5ユーロ、Lampredotto(ランプレドット)は7ユーロ。昔と比べるとかなり高めになりました

5つ星

フィレンツェを代表するB級グルメ「ランプレドット」

フィレンツェ名物の一皿に「ランプレドット(Lampredotto)」という「もつ煮込み料理」があります。トリッパ(Trippa)もフィレンツェの有名な内蔵料理ですが、トリッパはハチノス(牛の2番めの胃)をトマトで煮込むのに対して、ランプレドットは「牛の第4胃(ギアラ)」を野菜で煮込みます。まさにイタリアのB級グルメでとても美味しいのです。個人的にはトリッパより数段美味しい!
この日本人の味覚にあった地元料理は、フィレンツェの裏道の広場などに出ている車屋台で売られていて、昼時になると地元の現場作業員や学生たちで賑わいます。

見た目よりもずっと「あっさり」しています

セロリ、人参、玉ねぎなどの香味野菜で柔らかくなるまでコトコト茹でられていて、まるで透明なスープのようです。基本は塩とコショウのみで味付けされていて見た目よりもあっさり、鍋からすくったモツを細かく切って、塩・コショウ、そして緑のソース(サルサ・ヴェルデ)をかけてくれます。サルサ・ヴェルデはフィレンツェで茹で肉を食べる時に良く使われるソースで、見た目はバジルソースに似ていますが、材料はイタリアンパセリ、ニンニク、オリーブオイルがメインです。とても爽やかなソースで美味しいですよ。好きな人は唐辛子の辛味ソース(サルサ・ピッカンテ)もかけてもらうとよいでしょう。

一番簡単な味付けの注文方法は「コンプリート(全部)!」ということです。塩とコショウ、サルサ・ヴェルデと唐辛子ソースをかけてくれます。良く煮込まれたモツは、舌の上でとろけ、スパイスの香りが脂っこさを消してくれます。

食べ方は「パニーノ」と「バスケッタ」があります

  • パニーノ(Panino di Lampredotto)
    パニーノ・ランプレドットを注文すると、刻んだランプレドットをパンに挟んでくれます。手早く食べるにはこれが一番楽ちん。値段も2.5〜3.5ユーロと安いです。
  • バスケッタ(Vaschetta di Lampredotto)
    ワンランク上を目指すなら、バスケッタを頼んでみましょう。バスケッタとは「小さなお風呂」という意味で、ちょっと深めのプラ容器にランプレドットだけを入れてくれます。もちろんソースもかけてくれますよ。パンも別に付いているので、要するにパニーノ=牛丼、バスケッタ=牛皿、ということです。バスケッタだとパンの味や食感に邪魔されず、ランプレドットの美味しさだけを味わうことができます。料金はパニーノよりも高めで3.5〜4.5ユーロくらい。

フィレンツェで一番美味しいランプレドットを2軒紹介します

  • Trippa「POLLINI」ポッリーニ
    フィレンツェで食べ歩いた結果、一番旨いと確信している屋台。屋台での立ち食いが大丈夫な人はぜひ試して見て下さい。ランプレドットをパニーニにはさんだのが2.5ユーロ、トリッパ(胃袋のトマト煮)や牛胸肉の煮込みなどもあります。赤ワインはグラス1杯1ユーロ、ビールやコカコーラなどもおいています。狭いですが、屋台に椅子とテーブルも付いています。営業は朝〜ランチのみ。14:00頃には閉まりますよ。どの屋台もそうですが、トリッパなど他のメニューもありますよ。
  • NERBONE ネルボーネ
    ここはフィレンツェのモツ屋台の超有名店。中央市場内にあるので場所も分かりやすく、観光がてらの食事に最適。ただし!12時を過ぎると激混みなので、可能な限り11:00までには行きましょう。メニューも手書きで、混雑すると注文が奪い合い状態で大混乱します。
    店の隣には長テーブルが並んでいるので、そこに相席で座って食べられます。お勧めはもちろんランプレドット。ここはトリッパも美味しいです。ここはパニーノかお皿で提供されるので、お皿で注文したい場合は「ノン・パニーノ、ピアット!(パニーノでなくお皿で!)」と言いましょう。パスタもありますが作りおきなので対して美味しくないです。一方、ローストビーフが旨いですよ!
  • レストランでもつ料理を食べるならこちら、「イル・マガッツィーノ」をお読み下さい。

【イタリア在住:堂 剛 - Tsuyoshi Doh】スタッフプロフィールを見る

フィレンツェ担当 堂 剛
イタリア在住者からのアドバイス

フィレンツェのランプレドット屋台を食べ歩いた結果、最も美味しいランプレドットは、この写真で紹介している屋台です。場所はサンタクローチェ広場から北東に徒歩10分程度のサンタンブロージョ広場(Piazza Sant'Ambrogio)に出ています。サンタンブロージョ広場のランプレドット屋台は一軒だけなので間違えないでしょう。町を散策しながら探してみるのも楽しいかも。営業は朝からランチ時間(14時頃)まで。日曜日はお休みです。サンタンブロージョの屋台の車が新しく立派になっています。オーナーは変わっていないので相変わらず美味しいです。(追記:2014年12月)

フィレンツェ在住・堂 剛スタッフスタッフ一覧を見る

店名 Trippa Lampredotto POLLINI(トリッパ・ランプレドット「ポッリーニ」)
住所 Via De' Macci, Firenze Italy
行き方 サンタンブロージョ広場(Piazza Sant'Ambrogio)の角。トラットリア・チブレオの前ですぐに見つかります
定休日 日曜日
営業時間 朝から14時30分頃まで
地図
大きな地図で見る

店名 da Nerbone(ダ・ネルボーネ)
住所 Mercato Centrale, 50123 Florence, Italy
電話 +39 055 219949
行き方 フィレンツェ中央市場内、一番角
定休日 日曜日
営業時間 朝から14時頃まで(売り切れ次第終了)
地図
大きな地図で見る
くちこみ
ランプレドット人気ですよ。訪問者からの感想
  • 「ポッリーニ」店主が強面のお兄さんでしたので半信半疑でしたがとてもおいしく、市場の中にあるお店より、くさみがなくこれまた絶品でした。(2012年6月)
  • レストラン以外ではフィレンツェのランプレドット屋さんとジェラートも最高でした。ランプレドットは二回、ジェラートは五回も行きました。ランプレドット屋さんも日本語で話しかけてくれましたよ。いれずみのあるお兄さんで一見怖いのですが、とっても親切でした。(2011年6月)
  • ランプレドットの屋台、とても美味しかったです。夫もモツ好きなので、フィレンツェに到着早々に「ポッリーニ」に昼食として行きました。歩いていくには少し遠かったのですが、行った甲斐がありました。激ウマ!1つしか食べませんでしたが、もう1ついけたかも・・・。(2011年4月)




Copyright© 2005-2018 AmoItalia.com All Rights Reserved. アーモイタリア旅行ガイド
本サイト内の掲載内容、リンク先で生じたいかなるトラブル、損害、損失、不利益に対して当サイトは一切の責任を負いません。
プライバシーポリシー collaborated with BELGIAPPONE.COM