スリ対策:地下鉄とバスは要注意

混雑の地下鉄

スリ対策方法

観光客を対象としたイタリアで最も多い犯罪は「スリ」「窃盗」です。特に日本人は、お金持ちである、隙がある、という理由から狙われやすいようです。また被害に遭った時も大声を出さないと思われています。

スリ発生場所を把握しておこう

  • 地下鉄・バス
    スリや盗難が最もおこりやすい場所は、地下鉄、バスの中です。特に混雑している地下鉄はスリ発生率が高いです。ローマのテルミニ駅に入るA線、B線は終日、観光客と通勤客で混んでいるので注意が必要です。また空いているのになぜか複数の人に囲まれることがありますが、それはスリの集団です。その場合は強引にでも場所を移 動しましょう。彼らの間をすり抜けるときには必ずバックや手荷物に手を添えて移動してください。
  • ジェラート店
    ジェラート店は両手が埋まってしまう上、財布を取り出すのでスリに注意です。特に混雑している人気店ではショルダーバッグに十分気を付けましょう。最近は普通の格好の若い女スリも多いです。実際にジェラートを購入中に窃盗がおきています。
  • 美術館
    美術館内でもスリ被害の報告があります。特に混んでいる美術館内の売店などでは注意が必要です。美術館にはスリがいないという先入観で無防備になりがちです。

スリ対策法を知っておこう

  1. 衣服の外に面しているポケットには何も入れない。(膨らみがあるだけで、それが貴重品でなかろうと狙われる対象となります)
  2. バッグやリュックは前に持ってきて、必ず手を添えて「犯罪に注意していること」をアピールする。たとえ貴重品が入ってなくても防御した方が嫌な目に遭わずに済みます。リュックのチャックなどには「ダイヤル式錠」を付けておく。これだけで犯罪者は近寄ってきません。
  3. スリ、窃盗犯は男性だけとは限りません。最近は若い女性や女の子もスリ行為を行います。服装も綺麗なので外見からは判断できません。たいていは2〜4人のグループで話しながら歩いているので、まさかスリとは思いません。
  4. 両手は絶えず空いた状態にしておく。バックを肩からかけ、両手にショッピングバックを持って地下鉄に乗れば100%狙われます。
  5. バスや地下鉄内で肘などでつついてくる人たちはスリ集団と考えてもいいです。彼らの手口は『一人が肘や足でつついてきて気を散らせ、その隙にもう一人がポケットの中身を盗む、そしてさらにもう一人に中身を渡して立ち去る』という見事な連携プレーです。
  6. 大金は持ち歩かずにこまめに両替、換金、引き下ろしをしましょう。ショッピングはクレジットカード利用が一番安全です。被害を最小限に押さえる工夫も大切です。

地下鉄やバスのスリは、3~4人のグループでとても巧妙です(動画あり)

下の動画はローマ地下鉄でのスリの様子。少なくとも3名がグルとなって、旅行者を狙います。スリは女性で怪しまれないように幼児を抱えています。

  1. まずスリの女性2人が、地下鉄に乗り込んですぐに立ち止まります。
    こうすることで、あえて混雑を作り、バッグやポケットを触られても被害者はまったく気づかなくなります。
  2. 背後からもう一人のスリが、標的(=被害者)を挟み打ちにします。
    被害者は前に進めずに後ろから押されます。
    背後のスリは標的を押しながら、ポケットやバッグから財布を抜き取ります。
  3. 犯行が後は(未遂の場合も)彼らは電車から降ります。
    スリたちは成功しても失敗しても、簡単に逃れることができます。

防犯対策済みバッグ(Pacsafe)

日本ではあまり知名度ないですが、盗難防止機能が付いているバッグ『パックセーフ』はヨーロッパで人気です。
厳重な内ポケット、ワイヤーやダイヤルロック付き、鋭利な刃物から守る素材など、かなり強力な防犯バッグです。デザインも豊富でスタイリッシュですよ。日本のアマゾンで購入できます(パックセーフ商品一覧)。