トレニタリア 電車の種類・グレード・料金体系

イタリア国鉄FS電車・バス・レンタカー
イタリア国鉄FS(トレニタリア)の超特急「フレッチャロッサ」。ローマ、フィレンツェ、ナポリ、ミラノ、ベニスなど主要都市を高速で移動します。日本の新幹線です。

トレニタリア(旧イタリア国鉄)

  • トレニタリア(Trenitalia)は旧イタリア国鉄が民営化した鉄道会社で、日本のJRと同じです。路線はイタリア全土の町を網羅していて、イタリアで鉄道といえばトレニタリアです。イタリアの個人旅行者にとっては移動手段のベースとなります。
  • イタリアの電車は「遅れる」というイメージが定着していますが、近年は随分改善されて、ほぼ定刻通りに運行されています。遅延の多い便は特に ユーロシティ(Eurocity)やユーロスター(Eurostar)、インターシティ(InterCity)などの長距離高速列車で、利用する際は注意しましょう。
  • ストライキ(伊語でショーペロ sciopero)があるのは相変わらずで、年に数回実施されます。アナウンスはスト開始の1週間前くらいから発表されるので、旅行前はイタリア運輸省のストライキページなどをチェックしましょう。
  • トレニタリア公式サイト https://www.trenitalia.com/

ストライキの注意点

トレニタリアの電車の種類

  • ユーロシティ Eurocity(EC)
    ヨーロッパの各都市を結ぶ国際特急列車。ローマからはミュンヘンなどに乗り換えなしで行けます。長距離を結ぶ電車なので北ヨーロッパからの到着便は大幅に遅延するリスクもあります。
  • ユーロナイト Euronight(EN)
    ユーロシティの夜行列車版。夜行列車の利用は、窃盗やそれ以上危険があることを心した方がいいでしょう。乗車駅が後半の場合、指定席でも誰かが寝ているというリスクもあります。
  • ユーロスター Eurostar(ES)
    ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ、ナポリなどの主要都市間を結ぶ最高速列車。最新の車両が使われることが多く、トイレなども清潔で快適です。さらに快適に過ごすなら1等席(ファーストクラス)を予約するとよいでしょう。予約はおよそ5ヶ月前から開始し、早割りチケットで最大50%くらい割引きで購入できます。
  • インターシティ Intercity(IC)
    主要都市間を結ぶ特急列車。車両は古い場合も多いです。
  • エスプレッソ Espresso
    急行列車。近場の通勤などにも使われます。
  • ディレット Diretto
    一般的な準急列車。遅れることも少なく料金も安いので時間のある人にはお勧めです。最近は新しい車両で昔よりも綺麗になりました。トイレが付いていますが、トイレは汚いことが多いです。
  • レジョナーレ・ヴェローチェ Regionale Veloce
    こちらも準急電車。最近は車両も新しくなり快適です。DirettoやRegionale同様に通勤にも良く使われます。
  • レジョナーレ Regionale
    ローカル列車で都市近郊の小さな町にも停まります。ディレットと同じく最低料金です。

旅客車両のグレード

フレッチャロッサの席
フレッチャロッサ(新幹線)の内部の様子。席間はゆったりしていて、とても上手に作られています。セコンドクラスでも窮屈な感じはしません。

日本には普通車とグリーン車のグレードがあるように、トレニタリアの超特急電車やインターシティ(IC)には下記のグレードがあります。日本のように特急券や指定券などはなく、全席指定で料金はすべて乗車券に含まれているのでとてもわかり易いです。レジョナーレ(Regionale)などの各停電車はセカンドクラスのみで料金も1種類だけとなります。

フレッチャロッサ(超特急)のグレード

  • スタンダード(Standard)
    一番安いクラス、日本の2等車です。2+2の4列席です。
  • プレミアム(Premium)
    座席は革張りで109度までリクライニング可。飲み物サービスが付きます(乗車距離が短いと飲み物が配られる前に到着してしまいます)。2+2の4列席です。
  • ビジネス(Business)
    ドリンクサービス付きで、革+幅69センチのゆったりシート。1+2の3列席。基本的に静かな乗客が多いです。
  • エグゼクティブ(Executive)
    最高級クラス。前との座席間が150㎝もあって足を思い切り伸ばせます。1+1の2列席のみで画像検索するとその広さに驚くでしょう。飲み物のほか食事のサービスも付きます。

電車内での窃盗などが心配の方は、プレミアム以上のクラスを選ぶと良いでしょう。客層が大きく変わり、旅行ハイシーズンでなければ満席になることも少なく安心感が違います。またトイレなどもより綺麗です。

インターシティやフレッチャアルジェントのグレード

  • セカンドクラス(2ª Classe)
  • ファーストクラス(1ª Classe)

トレニタリアの料金体系

  • Base(バーゼ)
    • 値段が一番高い正規料金のチケット
    • その代わり変更や変更などが可能です。予定が確実でない人向けのフレキシブルなチケットです
    • 出発間際はこのBASEチケットしか残っていないことも多いです
    • 【キャンセル・変更条件】
      予約日時の変更:〇(差額が生じる場合は差額分の支払い必要)
      予約の列車クラス・人数の変更:〇(差額が生じる場合は差額分の支払い必要)
  • Economy(エコノミー)
    • 定価のBaseよりも少し安い、割引きチケット
    • 安い代わりにチケットの変更やキャンセル返金に制限があります【キャンセル・変更条件】
      予約日時の変更:〇(差額が生じる場合は差額分の支払い必要、変更は1度のみ)
      予約の列車クラス・人数の変更:×
  • Super Economy(スーパーエコノミー)
    • 超格安の早割りチケット
    • 販売数限定のチケットで早くに売り切れていきます。見つけたらすぐに購入しましょう。トレニタリアのチケットは通常、およそ5ヶ月前から販売開始です。
    • ただし変更・キャンセルが一切できません。まずは旅程を確実にスルことが先決です。また人数や駅名など間違えないようにしましょう
    • 【キャンセル・変更条件】
      予約日時の変更:×
      予約の列車クラス・人数の変更:×
  • ほかにも「Insieme(2名以上で割引き)」「Senior Da 60anni(60才以上割引き)」「Young Fino 30anni(30才以下割引き)」などが表示されることがありますが、いずれもイタリアに住所を持つ会員登録済の人が対象となります。

連休など電車の利用者が多くなる日は元からスーパーエコノミーが販売されない場合もあります。また通常、格安チケットが残ることはないので、見つけた時が買い時です。

トレニタリアの注意点

  • 時刻表はトレニタリアのサイト (www.trenitalita.it) で簡単に確認できます。料金やストライキ情報もわかるので事前にチェックしておきましょう。
  • イタリアの列車は全席禁煙です。
  • ローカル電車(Diretto、Regionale Veloce、Regionaleなど)は到着駅を車内アナウンスしないことも多いです。降車駅を間違えて乗り過ごすことも多いので、途中の停車駅名と各駅の到着時刻をチェックしておきましょう。上記公式サイトでも確認できます。
  • イタリア国鉄での子ども料金は4~12才となります(通常は大人料金の半額)。
  • AV Frecciarossa、Frecciargento、ES(ユーロスター)、Frecciabianca、IC(インターシティ), ICN(夜行インターシティ)は4~14才は子ども料金(通常半額)となります。
  • 赤ちゃん (bambini) は4才未満となり、家族と同伴の場合料金が乗車料金は無料だそうです。赤ちゃん分の座席も欲しい場合は子供料金で購入しましょう。
  • 下記の掲示板でイタリア国鉄の質問・回答・アドバイスが確認出来ます。
    イタリア鉄道について
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