海外旅行の達人からのアドバイス
海外を多く旅する「旅行の達人」から、長時間のフライトを快適に過ごす方法を伝授されました。ぜひその技で快適な空の旅をおくってください。日本からイタリアは直行便でも13時間!!!イタリアに着く前から疲れてしまったらせっかくの旅が台無しです。到着してすぐに元気よく観光ができるように機内の過ごし方はとても大切ですよ。エコノミー症候群の対策にもなります。
飛行機内のアドバイスと注意点
飛行機は席によって寒い
高度1万メートルを飛ぶ飛行機の中はとても寒いです。機内の温度は、外国の飛行機で約20度、日本のエアラインで26度くらいと言われます。その中でも特に寒いのは、窓側の席とドアの近く。寒いのが苦手な人はチェックイン時にその旨を伝えてドアから離れた通路側の席を確保するといいでしょう。CAさんに頼めば余分にブランケットを借りられることもあります。
服装はゆったり目で
飛行機の旅はなにかと窮屈です。機内で気持ち悪くなる人の多くは、しめつけの強い洋服が原因のことがあるようです。なのでズボンはジーンズを避けてゆったりしたもの、下着も普段のものより締め付けの弱いものを着用しましょう。
旅行の達人(女性)は機内でゆったりの服装に着替えます。ワンピースタイプのルームウェアなら座席で着替えも可能です。服の上からかぶり、中の洋服を脱いでいきます。
足のむくみ対策を
長時間座っていると足がむくんできます。そのままだと健康にも害がありますし、疲れもたまります。エコノミー症候群の原因にもなります。機内を歩くといいですが窓際に座ると席を立ちにくいです。そのためにコロコロと転がす足裏マッサージなどを持っていくといいですよ。旅行中も歩き回ることが多いのでホテルでも役立ちます。もちろん携帯スリッパも必須ですよ!
水補給を頻繁に
機内を歩くのと同様、水分補給も「エコノミークラス症候群」予防となります。飛行機の中は空気が乾燥していて気づかないうちに1時間で80ccくらいの水分が失われているとのこと。水分が減ると静脈の血が固まりやすくなるのだそうです。機内ではペットボトルの水がないこともあるので、手荷物検査後=搭乗前に売店でペットボトルを一本買っておくのもおすすめです。
よく眠るために
疲れを取るには寝るのが一番!安眠グッズを持ち込んで、疲れを貯めないようにしましょう。ネックピロー、アイマスク、耳栓などを持って行くとよいでしょう。アイマスクや耳栓は忘れた場合も、機内のCAさんに頼めば用意してくれることがあります。「緩めの靴下」も快適な睡眠の助けになります。