トレニタリア遅延時の返金請求方法を解説します

電車・バス・レンタカー

トレニタリアの電車遅延の返金請求方法

2025.10.25

トレニタリアは電車遅延時もチケット代を「一部」返金請求できます
返金の請求方法は？
1. Trenitaliaのアカウントを作って、チケットを買った場合
2. アカウントを作らず、ゲストでチケットを買った場合
トレニタリアの公式ページ（電車遅延時の補償について）
バウチャーで返金される場合もあり

トレニタリアは電車遅延時もチケット代を「一部」返金請求できます

ストライキで電車がキャンセルされた時ように、遅延した電車に対しても補償の請求ができます。下記の３つのケースが遅延補償の返金対象です。

ストライキでキャンセルされた電車は100%の返金請求が可能です。手続きの方法は下記ページを読んでください。

ストライキ時のトレニタリアの返金請求の方法

ストライキで電車がキャンセルされた場合、返金請求ができます。公式サイトから自身の電車チケットを探し「補償」ボタンを押します。約10日後に購入時に利用したクレジットカードに返金されます。駅窓口で返金手続きをする時間がない場合、ぜひこの方法を試してください。

①フレッチャ（高速列車）の30分から59分の遅延に対する補償

フレッチャロッサ、フレッチャアルジェント、フレッチャビアンカの各高速列車が30分から59分遅延した場合、トレニタリアは以下の補償をします。

チケット代金の25%に相当するボーナスを付与します。
このボーナス（バウチャー）は12ヶ月以内に新しいチケットを購入する際に利用できます。
このボーナスは、59分を超える遅延に対する補償やその他の補償と併用することはできません。

②Frecce、Intercity、Intercity Notte、およびInternational列車の59分を超える遅延に対する補償

フレッチャ（各高速列車）、インターシティ、夜行インテーシティ、インターナショナル（ユーロシティ、ユーロシティナイトなどヨーロッパ諸国を結ぶ列車）は、到着遅延が59分を超える場合、Trenitaliaは以下のとおり補償します。

60分から119分までの遅延の場合、チケット料金の25%
120分以上の遅延の場合、チケット料金の50%
補償は、12ヶ月以内に新しいチケットを購入するためのボーナス（バウチャー）、現金でお支払いの場合は現金、クレジットカードでのお支払いの場合はクレジットカードへの返金のいずれかから選べます。

③ローカル列車の59分を超える遅延に対する補償

片道乗車券において、運賃39、39/AS、および「biglietti globali misti」に記載されている出発駅と目的駅の間で遅延が発生した場合、以下の金額の補償を請求できます。

60分から119分までの遅延の場合、乗車券価格の25%（16.00ユーロ以上の乗車券の場合）。
120分以上の遅延の場合、乗車券価格の50%（8.00ユーロ以上の乗車券の場合）。
デジタル乗車券をご購入していた場合（該当する場合）、払い戻しは、乗車券購入時に使用したカードに直接支払われます。特別な申請は不要です。

あいにく、Regionaleチケットの『料金39、39/AS』の意味が把握できておりません。返金請求が可能かどうかは、トレニイタリアのサイト内（あるいはアプリ内）の「My Trip」から該当チケットを確認してみてください。（by アーモイタリア）

返金の請求方法は？

Trenitaliaのアカウントを作って、チケットを買った場合

Trenitaliaのウェブサイト、あるいはアプリでログインしましょう。
「My Journeys（My Trips）」から該当のチケットを見つけます。
返金を請求したいチケットの「Manage（管理）」をクリック→「Compensation（補償）」をクリックする
補償方法： Bonus か Credit のいずれかを選択できます。日本人旅行者ならCreditを選ぶのが良いでしょう。
- 電子ボーナス・・・次回のチケット購入用のバウクチャー
- クレジット・・・チケット購入時に利用した支払い方法への返金返金
Credit（クレジットカードへの返金）を選んだ場合、10日程度で返金されます。

アカウントを作らず、ゲストでチケットを買った場合

Trenitaliaのサイトにアカウント登録していない場合（ログインできない場合）は、下記の方法で該当チケットを見つけられます。チケットを見つけたあとは、同じ操作で返金請求ができます。

トレニタリアのトップページのタブ「Manage/Monitor trip」をクリック
伊語なら「Cerca biglietto/treno」のタブ
メールアドレスとPNRコードを入力することで、該当チケットを見つけられます。

返金請求は1年以内可能となっていますが、できる早く申請したほうが安心だと思います。

トレニタリアの公式ページ（電車遅延時の補償について）

Indennità per ritardo del treno

公式サイト以外からの購入は避けましょう！

最近、OMIO（オミオ）やTrip.com などの代理店サイトを使って、電車チケットを購入する人が多いですが、たくさんのトラブルの相談が届きます。特にストライキ時の返金が受け取れないケースが多いようです。電車やバスのチケットは必ず公式サイトから購入しましょう。簡単です。下記ページも読んでみてください。

僕がOmioを使わない４つの理由

とても便利なサービス「Omio」ですが、トラブルも見かけられます。、ダイヤ変更時の対応の遅れ、返金トラブルなど。検索はOmio，購入は公式サイトが正解だと思います。上手に利用してイタリアの電車やバスのチケットを安全に安く購入しましょう。

バウチャーで返金される場合もあり

現金（クレジットカード）の返金でなく、1年間有効のバウチャー（次回チケットを買う時に使えるクーポン）が発行されることもあります。1年以内にイタリアに再旅行しない場合は、そのバウチャーは使えずに無駄になってしまいます。その場合は、一度、アーモイタリアにご相談ください。（ info@amoitalia.com 堂まで）

アーモイタリアの『電車チケット予約手配』

アーモイタリアでは、イタリア国鉄やイタロの電車チケットを予約代行いたします。ご希望の日時、人数などをお知らせいただけば、わずかな手数料でチケットを購入いたします。英語サイトに不安な方などはご利用ください。