イタリアでレンタカーするには
イタリアでレンタカーする方法は基本的に日本と同じです。レンタカーショップに行って、車種を選んで、契約書にサインして、鍵をもらって、返却日には所定の場所に戻して、鍵を返却します。返却時にガソリンを満タンにするルールも同じです。もちろん海外旅行保険に入っておいたほうが良いです。
料金は日本と同じか少し安い
イタリアは観光大国なので、各地・各都市にレンタカーショップがあります。観光ハイシーズンは当日ですと車が残っていないことが多いので、可能な限り事前予約していきましょう。車を借りる町のレンタカーサイトを検索して、料金などを確認しましょう。有名なレンタカー会社が一覧で探せるポータルサイト「Booking.comのレンタカー」もありますし、日本でも有名なHertz(ハーツ)もあります。あるいは「Car Rental Florence」などと検索してみてください。
イタリアでレンタカーする場合、下記が必要です
- 日本の運転免許証
- 国際運転免許証
- パスポート
- クレジットカード
借りる時に支払い能力を示すため、デポジットとしてクレジットカードの提示を求められることが多いです - 海外でレンタカー借りる場合は、25歳以上であることが条件になります。
利用者からのアドバイス
イタリアは独特な規則があるので、運転する場合は十分注意する必要があります。例えばイタリアはほとんどの町の中心地はZTL(一般車両乗り入れ禁止地区)になっています。このZTL区間内に許可を持っていない車で侵入すると罰金が科せられます。その罰金請求は日本まで追ってきます。また駐車場なども初めての人は戸惑うかも知れません。
下記のQ&Aサイトでは、イタリアを車で旅行した人のアドバイスがたくさん掲載されています。まずは下記のアドバイス・コメント・質問などをしっかり読みましょう。『イタリア旅行掲示板:レンタカーについて』
よくある質問(レンタカー・運転)
オートマチック車は選べる?
選べます。イタリアは一般的にマニュアル車が主流です。ただ最近のレンタカーはオートマチック車を多く揃えています。オートマチック車が必須の場合は必ず事前に予約しましょう。当日レンタルでオートマ車を見つけるのは難しいです。またマニュアル車に比べオートマ車は割高に設定されています。
カーナビは付いている?
カーナビもオプションで追加可能です。通常は1日あたり料金が加算されます。もちろん自身のスマホのグーグルマップを利用利用してもよいです。イタリアの道路はGoogleマップで十分にカバーされていて、とても使い勝手が良いです。Googleマップではスピード違反チェックの「オービス」の場所も通知してくれます。
2人で運転できる?
日本のレンタカーと同様に、オプションで運転者の数を増やせます。運転手の人数が増えると、その分保険加入も必要なので割高になります。
チャイルドシートは借りられる?
チャイルドシート、幼児用シート、スキーラック、タイヤチェーンなどもオプションで借りられます。イタリアの法令では『12歳未満、もしくは150cm未満の子どもはチャイルドシートの義務』があります(タクシーや公共交通機関を除く)。なのでレンタカーでも小さなお子さんがいる場合は強制的にチャイルドシートが追加されます。
ガソリンの種類は?
イタリアのガソリンは主に2種類、「Senza Piombo(緑色)」「Diesel(黄色)」です。日本同様、給油キャップに同色のシールが貼ってあることが多いです。もちろんレンタルする際にしっかり確認しましょう。イタリアではセルフスタンドが主流となっています。心配な人は店員さんのいるガソリンスタンドで給油するようにしましょう。
路上駐車は可能?
イタリアの公道での駐車スペースは3色で色分けされています。白線は無料で路上駐車可、青線は有料、黄色線は障害者用です。白線内は24時間いつでも無料で駐車できます。青色は近くにあるパーキングメーターのような機械にお金を入れて切符を買います。その切符を外から見えるフロント内に置きます。最近では駐車用スマホアプリがあって車ナンバーを入力して簡単に事前支払い可能です。黄色は許可のない車が駐車すると罰金です。
交通違反の罰金は?
イタリアにも日本と同じ罰金があります。スピード違反(高速道路や一般道にもオービスがあります)、路上駐車違反、信号無視などです。ただ一時停止などは日本ほど厳しくありません。あと旅行者に良くあるのがZTL違反です。違反した場合は、日本まで罰金支払いの請求が届きます。
ZTLとは?
イタリアの町の中心街はZTL(一般車両乗り入れ禁止地区)になっています。ZTL入り口にはカメラが付いていて、許可なしにZTL区間に侵入すると自動的に罰金となります。その罰金請求は日本まで追ってきます。通常ZTLの入り口には専用の信号が付いているので、赤なら侵入禁止です。町の中心には車で入れないと心がけていれば間違えて侵入してしまうことは避けられます。
環状交差点が多いと聞きますが・・・
イタリアは交差点に信号機が少なく、その代わりにラウンドアバウト(環状交差点)になっています。ラウンドアバウトは、進入時に一時停止の必要がありません。環状部分をすでに通行している車両が優先で、右車線なので日本とは反対の右回り(反時計回り)となります。
レンタカー検索サイト「Booking.com」
大手「Booking.com」で日本語でレンタカーの予約ができます。
アーモイタリアでは送迎車を手配します
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