優雅にベネチア滞在しよう!リド島の宿泊のススメ
2008年10月、シーズンオフを狙ってヴェネツィア旅行をしました。ヴェネツィアは僕の住んでいるオルヴィエート(中部イタリア)から列車で4時間以上かかります。東京から京都に観光するような、気合いの入った旅行になります。
旅行前の計画で重要になるのが、ホテルとレストラン。特にホテルは予約が必要ですし、事前にインターネットで予約すればかなり安く宿泊できます。今回はシーズンオフということもあって、最終的には250ユーロの部屋がなんと70ユーロで宿泊できたのです。
安くて選んだリド島のホテル「Le Boulevard」、これが大当たり!
宿泊前は本島に宿泊しようか、手前のメストレにしようか迷っていました。でもせっかくの旅行なんだから、すこしは豪華なホテルに泊まりたいと、探していて見つけたのがリド島の「ル・ブールバード・ホテル(Le Boulevard Hotel Venice)」。
リド島へは渡ったことがなく、ホテルに行くのにヴァポレット(水上バス)に乗るのが面倒そう・・・でも、あまりにホテルがゴージャスで、宿泊費が安かったので思い切って選択しました。これが大当たりです!
リド島のホテルを宿泊した感想
- ヴェネチアに到着したら水上バスの一日券をすぐに買ったので、ホテルに行くたびに交通費が発生しない。楽しくて何度も乗船しました。
- リド島はもっとも主要の水上バス(1番)が通っているので、深夜1時ころまで運行している。夕食を本島で食べて、観光してから帰っても問題なし。
- リド島は1番線の始発駅なので、毎朝一番眺めの良い席に座れる(これが一番のお得)。1番線はサンマルコ広場の後、カナルグランデを登っていくので、リアルト橋などの人気スポットも下から写真が取れる。
- リド島は高級リゾート地なので本島よりも治安が良い。23時過ぎの夜中もまったく安心でした。
- オフシーズンであってもリド島内のレストランやバールが営業している。本島だと高いバールも島では普通の料金、しかも空いている。
ホテルは四つ星!
ホテルはヴェネツィア映画祭で利用される大きな豪華ホテルを予約。通常250ユーロのダブルルームが70ユーロで宿泊できました。宿泊費を押さえようと食事なしを選びましたが、ホテル前にバールが何軒もあるので問題ありません。ランチとディナーは本島の美味しい料理を堪能しました。
さすがに映画祭で使われるだけあってサービスはしっかりしています。レセプションの人はいつもピシッとしていて、笑顔を絶やしません。部屋ももちろん豪華で、アメニティなども完璧に揃っていました。
これからヴェネツィアに行く人、お勧めですよ!
便利さで考えたら、やっぱり本島のホテルの方が楽でしょう。でも料金が倍になるのであれば、その浮いたお金で美味しい食事やワインを堪能する方が賢いかな、と思います。
今回一番良かったのが、やっぱりヴァポレットを始発駅から乗れることです。もっとも眺めのいいキャビン後ろの席に陣取って、写真を何百枚も撮ってしまいました。荷物が少なく、船酔いが大丈夫な人におすすめです。一方、家族旅行や荷物が多い場合は、ベネチア本島に泊まるのが楽ですよ。
安く泊まるならシーズンオフが狙い目!
今回宿泊して感動した、ブールバード・ホテル(Le Boulevard Hotel)は下記サイトから予約できます。僕も事前にネット予約して、250ユーロの部屋を70ユーロで宿泊できました。ぜひ一度、料金を確認してみましょう。
ヴェネツィア島巡りツアーもあります
ブラーノ島やリド島を含め、現地日本人スタッフと一緒に島巡りするツアーもあります。もちろん3島ツアー、市内観光を含むツアーなど自由にアレンジできます。詳しくは下記ボタンから「ベニスの選べる2島巡りツアー」をご覧ください。
リド島の基本情報
名称 | Lido di Venezia(リド島) |
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おすすめ | |
住所 | Lido di Venezia, ベネチア |
行き方 | 停留所「San Marco-San Zaccaria"F"」から1番水上バスに乗って15分 |
その他 |
リド島のホテルお勧めですよ
ヴェネツィアに旅行した際、はじめてリド島に宿泊してみました。理由は、安かったから。 リド島は高級リゾート地として、ヴェネチア映画祭の開催地として有名ですが、それらのシーズンを外すと4つ星のホテルが、驚くほど格安で宿泊できます。水上バスの始発駅なので毎日最高の席を陣取って、ベネチア水上観光ができますし、治安が良いのも日本人旅行者には嬉しいです。くれぐれも船酔いする人は注意です。
イタリア在住:堂 剛 スタッフ一覧