ベネチアの観光名所⑦ ブラーノ島の映えスポット、見どころを解説します

ベネチア ブラーノ島 ベネチア
見てください、これがブラーノ島の魅力です。カラフルな町並みはベニスで一番の写真映えの島です。
ベネチア

ベネチアで一番のお勧めの島は色鮮やかな「ブラーノ島」

ベネチアの地図を見れば分かる通り、ベネチアはたくさんの島からできています。その数はなんと177島。150をこえる運河走り、その運河にかかる橋は400にもおよぶというから、まさに海に浮かぶ都市ですね。そんな「水の都」を最大限楽しむにはやっぱり島巡りが一番です。
本島だけでもたくさんの見どころがありますが、本島だけを見て満足していては、まだまだ素人です。イタリア好きを語るには島に足を運んでみてください。無数にある島のなかから、ベネチア好きの僕が一番に勧めるのがこの「ブラーノ島(Burano)」です。

ムラーノじゃないよ、ブラーノだよ!

ベネチアにはいくつか有名な島があって、ベネチアン・グラスの産地として知られる「ムラーノ島(Murano)」がもっとも有名でしょう。でも気をつけてください、ここで紹介するのは「ブラーノ」です。そして、個人的にはムラーノ島より数段可愛く、面白いです。

おもちゃのような家が並ぶ、可愛い島です

まずは左の写真を見てください!!!驚いたでしょう。。。そう、このブラーノ島の家々は色とりどりに塗られていてとても独特な景色を楽しめます。まるでデジカメや、カラープリンターのCMにも使われそうな彩りです。しかもそのカラフルな家は数軒というわけではなく、島のすべての家が、明るいパステルカラーで塗られているのです。裏道に迷い込んでも、赤、ピンク、黄色、緑、青、紫・・・、色とりどりの家が並んでいます。写真好きな人にとってはまさに天国ですヨ。ちなみに僕はブラーノ島だけで、80枚近くの写真を撮りました(笑)。

Venezia Burano
ブラーノ島に行ったら写真の数が一気に増えます。日本 で待つご家族や友だちにすぐに送りたくなりますよ。

壁の色には意味があるんです!

では、なんでこんな色に塗られているのでしょうか?芸術?観光誘致作戦?いえいえ、実はこの色には正当な理由と歴史があるのです。その昔、島民の家計を支えていたのが漁業。朝早くに漁に出ていましたが、霧の多い冬の時期になると帰り着く家がほとんど見えません。そこで鮮やかなペンキで塗ったと言う訳。たしかによく観察すると、隣り合った家が同じ色を使っていません。納得ですね。

レース編みが有名ですよ

現在、ブラーノ島はレース編みの生産も有名です。カラフルの家の一階には細かな刺繍が美しいレース作品が並んでいます。奥さんたちは旦那さんが漁から帰って来るのを待っている間に、レースを編んでいたのでしょうか。。。ベネチアン・レースは世界的にも有名でとても高級ですが、最近は中国製などの輸入品も多いそうです。
お土産を買う時は、カラフルな外壁に目を奪われずに、じっくりとレース製品を見極めて買うようにしましょうね。

ヴェネツィア島巡りツアーもあります

ブラーノ島を含め、現地日本人スタッフと一緒に島巡りするツアーもあります。とても魅力的な食事付きで人気です。詳しくは下記ボタンから「ムラーノ島・ブラーノ島・トルチェッロ島の3島巡り」をご覧ください。

ムラーノ+ブラーノ+トルチェッロ3島巡り 8時間ツアー
1名70ユーロ〜:ガラスで有名なムラーノ島、レース編みとカラフルな家並みが写真映えするブラーノ島、ベネチアの原住民が住み着いたといわれるトルチェッロ島の3島を日本人アテンドのご案内で巡ります。個性的な3島を日本人の解説で楽しく観光していただ...
スタッフ

ブラーノ島への行き方 

本島の北側にあるフォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamenta Nuove)から12番のヴァポレット(水上バス)で約40分。水上バスの利用に便利な時間券(24時間、72時間)も利用できて便利です。
ブラーノ島はほんとにお勧めです。デジカメをフル充電にしてから島に渡りましょう。ブラーノ島行きのヴァポレットは途中、ムラーノ島にも停まるので、時間に余裕をもって両島見学するのも良いアイデアですね。 

イタリア在住:堂 剛 スタッフ一覧

ブラーノ島の基本情報

名称 Burano(ブラーノ島)
おすすめ
住所 Burano, 30142 ベネチア
行き方 停留所「Fondamente Nove」から12番水上バスに乗って50分
その他
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