街の中心ドゥオーモから歩いてすぐのところに落ち着いたたたずまいのアンブロジアーナ絵画館があります。
1607年に創立され、1609年に世界最初の公共図書館として開館されたのが始まりです。以後1618年に数多くの貴重なコレクションの寄贈のおかげで絵画館も開かれました。現在は美術学校も併設されています。
この絵画館はロンバルディア派、ヴェネツィア派を中心としたコレクションが多数あり、時代ごとに仕切られた23室で構成されています。主な作品はレオナルドダヴィンチの「斈師の肖像」、ボッティチェッリの「天涯の聖母子」、ラッファエッロの「アテネの学童」のデッサン(ローマのシスティーナ礼拝堂に描かれた下絵)、カラヴァッジオの「果物篭」などがあります。
図書館も兼ね備えていることからその建造自体とても立派なものです。道順をたどってゆくとまるで迷路のようになっていて、昔の修道院の回廊にでます。そこから世界中で有名な文学者と哲学者のブロンズ像がある「偉大な人々の中庭」も見ることができます。ただ絵を展示してあるというだけでなく、階段には美しいフレスコ画があるなど、気品ある絵画館です。
アンブロジアーナ図書館・絵画館の基本情報
名称 | Biblioteca Pinacoteca Accademia Ambrosiana(アンブロジアーナ図書館・絵画館) |
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おすすめ | |
住所 | Piazza Pio XI, 2, 20123 ミラノ |
行き方 | ドゥオモ広場から西へ徒歩4分 |
電話番号 | +39 02 806921 |
休館日 | 月曜日 |
開館時間 | 10:00-17:00 |
入館料 | €15 |
その他 |
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サイト | https://www.ambrosiana.it/ |