ナポリ必見スポット、カポディモンテ美術館

ナポリ カポディモンテ美術館

ナポリ・ブルボン家のカルロ7世(1734年-1759年)が、母エリザベッタ・ファルネーゼから受け継いだ美術品コレクションを展示するために建 設した宮殿が、このバロック・ロココ様式のカポディモンテ美術館です。同じ王宮の中には広く美しい庭園と植物園もあり、カポディモンテの丘からはナポリの 街の東側が一望できます。敷地内にはほかにも、王子の小宮殿、有名な陶磁器カポディモンテ焼きの工房、広い公園に囲まれた王宮、聖ジェンナーロの礼拝堂、 ファッジャネリア、女王の住居、隠者の住居であったカプチーニがあります。

宮殿1階には陶磁器美術館があり、その繊細で美しいカポディモンテ焼きを見ることができます。その陶磁器は当時、マイセンやセーブルと並びとても賞 賛された陶器作品です。2階は王宮住居があり、3階にはこの宮殿の一番の見どころである絵画館(Pinacoteca ピナコテカ)があります。中には無数のファルネーゼ・コレクション絵画が年代順に並んでいるので、とても見やすく、時代の移り変わりと絵画技術の進歩と流 行が見て取れます。

ナポリの街を見下ろす丘の上に建つカポディモンテ美術館の前は、広々とした公園となっていて、子供たちがサッカーなどを遊んでいてのどかです。ここでのんびりと過ごすのもナポリの喧噪を忘れられてほっとします。美術館もとても広いので半日くらい用意すると満足できますよ。(2017年4月)

国立カポディモンテ美術館の主要作品群

1400年代

  • 磔刑図(Crocifissione マサッチョ作)
    ※この美術館の代表作ともいえるマサッチョの作品
  • 聖母子と天使(Madonna con Bambino e Angeli ボッティチェッリ作)
  • 獅子の刺を抜く聖ジェローラモ(S.Gerolamo estrae una spina dalla zampa di un leone)

1500年代

  • パオロ3世と甥のアレッサンドロとオッタビオ(Paolo III e i nipoti Alessandro e Ottavio Farnese ティツィアーノ作)
  • ガレアッツォ・サンヴィターレの肖像(Ritratto di Galeazzo Sanvitale パルミジャニーノ作)
  • ピエタ(Pieta’ アンニバレ・カラッチ作)
  • キリストの変容(Trasfigurazione ジョヴァンニ・ベッリーニ作)
    ※この美術館を代表する作品の一つ
  • ベルナルド・デ・ロッシ司教の肖像(Ritratto di Bernardo de’ Rossi, vescovo di Treviso ロッソ・フィオレンティーノ作)
  • ジプシーの娘(Zingarella コッレッジョ作)
  • キリストの鞭打ち(Flagellazione カラヴァッジョ作)
  • 戦士の一群(Gruppo di armigeri ミケランジェロ作)
  • ダナエ(Danae ティツィアーノ作)
  • 猫の聖母(Madonna della Gatta ジュリオ・ロマーノ作)
  • 炭の火を吹く少年(Giovinetto che soffia su un carbone acceso)
  • マッダレーナ(Maddalena ティツィアーノ作)
  • アンテア:若い女性の肖像(l’Antea Ritratto di giovane donna パルミジャーノ作)
  • 盲者の寓話(Parabola dei ciechi ブリューベル作)
  • 聖カテリーナの神秘の結婚(Nozze mistiche di Santa Caterina)

1600年代~1700年代のナポリ絵画
1800年代の絵画や彫刻など

カポディモンテ美術館の基本情報

名称Museo e Real Bosco di Capodimonte(カポディモンテ美術館)
おすすめ
住所Via Miano, 2, 80131 ナポリ
行き方ナポリ中央駅から地下鉄2線カブール(Cavour)駅で降りて、バス137番、160番もしくは178番に乗り換えてミアーノ(Miano)駅下車。
王宮やダンテ広場からは24番のバスでカポディモンテ(Capodimonte)駅下車します。
※バスは渋滞で時間がかかることが多いので、時間に余裕をもって移動しましょう
電話番号+39 081 749 9111
休館日水曜日、1月1日
開館時間 8:30-19:30(入場は閉館の1時間前まで)
入館料大人9ユーロ、 18才以下および65才以上無料(パスポートなどの証明書要)
その他
サイトhttp://www.museocapodimonte.beniculturali.it/