ナポリの必見ポイントの一つです
イタリアを代表する2大博物館がナポリにあります。それがこの国立考古学博物館と次の国立カポディモンテ美術館です。ファルネーゼ家の膨大なコレクションが、考古学博物館には古代の彫像やモザイクなどの出土品が、カポディモンテ美術館には主に絵画が展示されています。
国立考古学博物館の展示品はファルネーゼ・コレクションと呼ばれる世界で屈指のギリシャ・ローマ時代の作品たちです。「大理石彫刻」「壁画」「モザイク」のほかポンペイやエルコラーノ遺跡からの発掘品、宝石やエジプトの美術品もあります。
ナポリの国立考古学博物館はヨーロッパでもトップクラスのギリシャ・ローマ時代の出土品、彫刻群が展示されています。わたしが特に感動したのがモザイク画と大理石彫刻で当時の高い技術にはただ感嘆するばかりです。時間があれば3時間くらいかけて鑑賞するのがちょうどいいと思います。(2016年12月)
国立考古学博物館の見逃してはならない作品群
1階 – 大理石彫刻、メディチ家由来の品、宝石、彫像など

- ファルネーゼのヘラクレス(Ercole Farnese 大理石彫刻 第12室)
- ファルネーゼの雄牛(Toro Farnese 大理石彫刻 第16室)
- 踊る牧神像(Fauno ブロンズ小像)
- カプアのヴィーナス(Afrodite di Capua)
- アルテミス(Artemide Efesia 多産と養育の女神像)
- ファルネーゼの皿(Tazza Farnese 神々を浮き彫りにしたメノウ細工の皿)
地下 – エジプトコレクション(ミイラ、棺、副葬品、彫刻)
中2階 – ポンペイ、エルコラーノ遺跡から出土されたモザイクや貨幣

- アレクサンドロ大王の戦い(Battaglia di Alessandro Magno モザイク)
- 婦人の肖像(Ritratto Femminile モザイク)
- メナンドロスの喜劇(Commedia di Menandro モザイク)
- 踊る牧神像(Fauno ブロンズ像 第60室)
- 秘密の小部屋(Gabinetto Segreto エロチックな絵画や彫刻の部屋 第65室)
2階 – ポンペイ、エルコラーノのフレスコ画、銀製品、彫像など
- ヴェスーヴィオ絵画(Pittura Vesuviana ヴェスーヴィオ火山が噴火した当時の絵画)
- ヘラクレスとテレーフォ(Ercole e Telefo 絵画)
- フローラ(Flora 絵画)
- メガログラフィーア(Megalografia 絵画)
- 青いガラス壷(Vaso in Vetro Blu)
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国立考古学博物館の基本情報
名称 | Museo Archeologico Nazionale di Napoli(国立考古学博物館) |
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おすすめ | |
住所 | Piazza Museo, 19, 80135 ナポリ |
行き方 | ナポリ中央駅から地下鉄FS号線でカヴール駅(Cavour)下車、徒歩7分。 バスなら201番でムゼオ駅(Museo)下車。巨大なヘラクレス像が目印のムゼオ駅からは通路で博物館とつながっています。 ジェズ・ヌォーヴォ(Gesu Nuovo)広場から徒歩7分、ダンテ(Dante)広場から徒歩5分。 |
電話番号 | +39 081 442 2149 |
休館日 | 火曜日、1月1日、12月25日 |
開館時間 | 9.00-20.00(入場は閉館の1時間前まで) |
入館料 | 大人6.50ユーロ、 18才以下および65才以上無料(パスポートなどの証明書要) |
その他 | |
サイト | https://www.museoarcheologiconapoli.it/ |