精肉・食材店『アニョレット＆ビニャーミ』

エミリア・ロマーニャ州のお土産と言えば…

ボローニャでのお土産は何を買おう、とお悩みの方に中心街でおすすめのお土産屋さんをご紹介します。
ボローニャの特産物といえば、ボロネーゼハムや手打ちパスタなどチルド製品になってしまうのが正直なところ。そちらはぜひ滞在中にご自身の舌で楽しみ土産話としてお持ち帰りいただき、それとは別に持ち帰るお土産は周辺地域のモデナやパルマのバルサミコ酢、パルメザンチーズなどはいかがでしょうか。ボローニャからフィレンツェにかかるアペンニン山脈で取れるトリュフも有名ですよ。

街の散策をしながらショッピングも楽しめます

そんな美味しいお土産が揃うお店が、中心街のマーケットVia Vecchie Pescherie（ヴェッキエ・ペスケリエ通り＝魚屋通り）にある精肉店兼グロッサリー店「Agnoletto & Bignami アニョレット＆ビニャーミ」です。
精肉店として始まり、新鮮な肉を地元のボロネーゼ（ボローニャ住人）たちが買いにきます。その同じお店のスペースにイタリア各地厳選の食材も並べられています。

中でも一番多いのはバルサミコ酢、ぜひ試飲を！

ボローニャから北西部にあたるモデナとレッジョ・エミリアでのみ生産されるバルサミコ酢。伝統という意味の「トラディツィオナーレ」と呼ばれるバルサミコ酢の熟成期間は最低12年。何世代も超えてバルサミコ酢を熟成し続け100年ものも置いてあります。サラダにかけるものは酸味のある熟成期間の短いもの、チーズやデザートには濃厚な長期熟成のものが使われます。

最近日本でも広まってきたバルサミコ酢ですが、熟成期間の違いがどのように味に出るのかまだまだ知られていないので、どれを選べば良いかわからない方が多いと思います。そこでこのお店では、IGPの10年ものから45年もののバルサミコ酢を味見させてくれ、じっくり決めることができます。
試したい方は「Posso assaggiare gli aceti?（ポッソ　アッサッジャーレ　リ　アチェーティ？）」と店員さんにお尋ね下さい。

オリーブオイルやお菓子などお土産に最適

お土産に配るサイズにぴったりの小ぶりなトリュフ入りオリーブオイルやラヴェンナの近くの塩田で作られた塩Salina di Cerviaは小さな袋に入っていて見栄えもよくおすすめです。
またバターをたっぷり使った手作りのお菓子も置いてあるので、日持ちはしませんが帰る間際だったらぜひイタリアの味を日本に持って帰ってください。

アーモイタリア限定割引特典の割引も！

いつもお世話になっている親切なシルビアさんにお願いして、今回ボローニャ初！アーモイタリア限定で、20ユーロ以上の店舗お買い上げ、もしくは飲食ブース20ユーロ以上で10%割引をしてくれます。

お土産を買った後は、お肉も堪能しましょう

またこのお店から10m先にある、18番地では同系列のお店「Macelleria Agnoletto&Bagnami con cucina」（お肉屋さんとキッチン）では、その場で買ったお肉をグリルで焼いてくれ、サンドイッチにして食べることができます（8ユーロ）。こちらはシルビアさんのお舅、お姑さん（ウィリアムさんとフランカさん）が経営されています。

ぜひお土産を買ったら、彼ら自慢のお肉も食べてみてください。またアペリティフに前菜盛り合わせ（8ユーロ）と地元のクラフトビール（4ユーロ）で休憩するのもおすすめです。

18番地のイートイン店のメニュー

精肉・食材店「アニョレット＆ビニャーミ」の店舗情報