ボローニャの中心『マッジョーレ広場』

ボローニャ マッジョーレ広場
ボローニャの町の中心にあるマッジョーレ広場

地理的にも政治的にも800年にわたりボローニャの中心であり続けるマッジョーレ広場。ピンクと白で彩られた広場はその四方を歴史的建造物に囲まれています。南は広場の床と同色の聖ペトロニオ大聖堂。西の市庁舎は既に完成していたアックルージオの塔を包み込む様に1287年から建築が始まり、北に向けて15世紀半ばまで増築されました。そのため正面の装飾は各時代を象徴するように三つに分けられています。例えば正面最上部の装飾に注目。二つの違う形がありますが、一つは教皇派の時代のもの、もう一つは皇帝派の時代のものです。

大聖堂の向かいはポデスタ宮殿。1200年に建てられましたが15世紀にボローニャの有力な一族ベンティヴォリオ家の意向でそのほとんどが改築されました。後ろには13世紀半ばにエンツォ王宮殿が建てられ、その横にはジャンボローニャの彫刻で飾られた海神ネプチューンの噴水(Fontana del Nettuno)があります。広場に涼しげな優雅さを添えるこの噴水はボローニャ市民の待ち合わせ場所。市庁舎側の階段を上がって中に入るとそこは市立図 書館(Biblioteca Sala Borsa)です。床は地下のローマ時代の遺跡が見られる様にガラス張り。エミリア街道と共にローマ時代から発展した歴史が感じられます。

市庁舎の向かいはバンキ宮殿。広場の他の建物に比べると比較的新しく、その訳は裏に広がる市場。広場の美的景観とアンバランスで庶民的な市場を隠す目的で建てられたとか。夏場は広場のカフェがテーブルを外に出すのでお勧め。但し、値段はちょっと高め、さらに席料をとられます。夜のライトアップも素敵です。

この広場の知る人ぞ知るお勧めスポットはポデスタ宮殿のアレンゴの塔(1212年建造)の真下の空間。鐘は市民への警報として使われました。四人の守護聖人の像がある四隅の壁に向かって二人で対角線上に互いに背を向けるかたちで立ってみてください。壁に向かって話しかけると相手がまるで壁の中にいるかの様に聞こえますよ。以前はこの場所から四方に、政治の中心である市庁舎、経済の中心である市場、宗教の中心としてカトリック教会の司教がいる聖ピエトロ教会(現在は手前に別の建物があり見えません)、中世の自治都市ボローニャが自由の象徴として建てた聖ペトロニオ大聖堂を一望することができました。都市にとって政治、経済、宗教、自治がそれぞれ重要であることを意味していました。

マッジョーレ広場の基本情報

名称Piazza Maggiore(マッジョーレ広場)
おすすめ
住所Piazza Maggiore, 40124 ボローニャ
行き方ボローニャの街の中心
その他