味 雰囲気 値段 総合 |
店名からも分かるとおり、カルボナーラが有名なレストラン。1906年から続くお店はいかにもローマの片隅にある食堂風で、とても雰囲気が良いです。テルミニ駅からも徒歩圏内ですし、料金も安くお勧めです。ランチは地元ローマのサラリーマンなどで埋まるので、時間をずらすか早めに行きましょう。カルボナーラ好きの人はぜひ訪れるべし!!!最近は日本のテレビでもカルボナーラの名店として登場することが多々あり。 |
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オーナーROSYさんからのお願い!
最近、オーダーして5分で料理が出てくると勘違される人が多く困っているそうです。ラ・カルボナーラはファストフード店ではないです。スパゲッティは調理に時間のかかる料理で、注文を受けてから順番に作っています。ランチも食べ終わるまで1時間はかかるでしょう。せっかくイタリアに来たのですから、時間に焦らず、ゆっくり料理を楽しんで欲しいとのことです。(2023年9月)
電話予約に自信のない方は、アーモイタリアが予約手配を承ります。下記のページよりお申し込みください。「レストランの予約手配」
- 2024年8月4日〜8月31日は夏季休業です。
- 2023年〜2024年の年末年始の営業について
2023年12月24日〜26日、31日休業、2024年1月1日休業、1月6日休業 - 2023年8月15日を含む前後3週間は夏季休業とのことです。正確な休暇日は確認中ですが、8月14日〜9月3日まで休みのようです。9月4日から通常営業
- 2023年4月9日(日)と4月10日(月)は復活祭休業
- 2022年12月24日〜26日、31日が休業です。
- 2022年8月7日〜8月28日は夏季休業です。
- 2017-2018年末年始の営業状況
2017年12月24,25,26日、12月31日、2018年1月1日は休業。他の日はランチ・ディナーともに通常営業します。 - 2016年8月7日(日)~8月28日(日)は夏季休業。8月29日昼から通常営業だそうです。
- 2015年8月1日~8月24日は夏季休業だそうです。
店名が気になる老舗「ラ・カルボナーラ」
ローマの中心街からテルミニ駅に戻る途中、何度も店先を通って気になっていたのがこの「La Carbonara」。美味しいものに目のない僕が、いつか一度は入って見たいと思っていたのです。『カルボナーラ』という店名、そして看板の「1906年創業」という文字が食いしん坊の胃袋を刺激します。ワクワクしながら踏み込んでみたら、まさにここはローマの優良レストランだったのです。
店内は狭いですが、雰囲気最高です
お店の造りは小さな食堂・トラットリア風で、店内は狭く、店員さんはテーブルの間を縫うようにしてせわしなく運んでいます。2名で4名席に座ることなど許されず、隣のテーブルの会話が左右から飛び交いますが、でもコレがとても居心地良いです。室内の壁には落書きとサインばびっしり。古い町の食堂に来た感じで素朴な料理がさらに美味しく感じられました。
看板メニュー「カルボナーラ」が、なんと6ユーロ!
このお店が人気店なのもうなずけます。料理が驚くほど安いです。バールでパニーノを食べるのがもったいなく感じるでしょう。お店の看板料理「カルボナーラ」が6ユーロ、一緒に食べたローマ名物の「トマトソースとベーコンのブカティーニ」も6ユーロ、一緒にオーダーしたカルチョーフィも一皿4ユーロでした。こんな安いレストランはローマで見つけました。そして安いだけでなく、味も文句なし。これは一度試してみる価値ありですよ!
最初の取材から10年以上が経過して、料金も値上がりしました。現在、カルボナーラは11ユーロです。それでもローマの一般的なレストランよりも安めです。(2022年12月)
地元ローマのサラリーマンも通っています
ここまで安くて美味しいと、当然のことながら人気店です。ランチタイムは近くのサラリーマンたちで溢れます。ぜひ時間をずらすか、早めに来店して席を確保しましょう。夜はまだ行ったことないですが、きっと混雑すると思います。でも長いしてのんびり話す雰囲気でもないので、回転は速いと思います。入り口にはウェイティング・バーもあったので、ワインやビールを飲みながら楽しく待つのも悪くないかも。。。
肝心の味は??? 旨い!
肝心の料理の味ですが、これが文句なく美味しいです。カルボナーラはチーズたっぷりで大満足。ローマは塩分が多いので日本人の舌に合わないことが多いですが、カルボナーラもアマトリチャーナも塩辛すぎずに満足でした。アマトリチャーナのソースも良く煮込まれていて美味しいです。次回は超シンプルな一品「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」を試してみたいと思います。
好物のアーティチョークは2種類楽しめます
僕はアーティチョーク(伊語:カルチョーフィ)が大好きなのですが、このお店では初めてお目にかかる「Carciofo alla Giudia」というメニューを発見。通常の茹でたアーティチョーク「アッラ・ロマーナ(alla Romana)」といっしょに食べ比べて見ました。
アッラ・ジュディアはなんと、カルチョーフィを花弁ごと油通ししています。そしてその花弁も食べられるのです。これは旨い。甲乙付けがたいので、次回も二人で来店して、両方オーダーしたいと思います。
今回のランチの注文と会計(男女1名ずつ、合計22ユーロ、2011年3月)
仕事途中のランチということでかなり軽めですが、それでも激安です。ローマでここまで安いレストランは聞いたことがないですね。しかもテーブルチャージなしです!
- テーブルチャージ:なし
- 水:1リットル 2ユーロ
- スパゲッティ・アッラ・カルボナーラ(Spaghetti alla Carbonara):6ユーロ
- ブカティーニ・アッラ・アマトリチャーナ(Bucatini alla Amatriciana):6ユーロ
- ジュディア風アーティチョーク(Carciofo alla Giudia):4ユーロ
- ローマ風アーティチョーク(Carciofi alla Romana):4ユーロ
追記:メインの肉料理もとても美味しいです!(2011年9月)
その後何度か再訪して、メイン料理「Straccetti(牛肉の炒めもの)」も食べてみました。これがなかなか美味しいです。このお店ではついカルボナーラと、アンティチョークにばかり目が行ってしまいますが、肉料理もかなりのレベルだと思います。
あと暑い日だったのでビールのおつまみとして前菜メニューにある「Frittura La Carbonara(野菜のフリット)」も頼みましたが、これもサクサクして最高でしたよ。これで7ユーロはかなりお得です。
ローマに行くたびに通うようになった、今や大のお気に入り店。やはりカルボナーラ最高です。隣のテーブルで常連のサラリーマンが二人とも「牛フィレ肉のトリュフソース」を注文していました。これは次回絶対に注文してみます。(堂)
メニュー(2022年12月)
Coperto | テーブルチャージ:2ユーロ |
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Antipasto 前菜 |
Antipasto La Carbonara(前菜盛り合わせ)20ユーロ、Tagliere Formaggi(チーズ盛り合わせ)13ユーロ、Burrata, rucola, pachino(ブッラータチーズ)9ユーロ、Parmigiana(ナスのチーズグラタン)11ユーロ、Crostone di cicoria e porchetta(チコリとポルケッタのクロストーネ)9ユーロ、Crostone di quanciale e carciofi(豚頬肉とアーティチョークのクロストーネ)9ユーロ、Crostone di cicoria e lardo(チコリと豚背脂ラルドのクロストーネ)9ユーロ、Crostone spinaci e prosciutto(ほうれん草と生ハムのクロストーネ)11ユーロ、Verdure pastellate(野菜のフリット)10ユーロ、Fiori di zucchine(ズッキーニの花のフライ)11ユーロ、Mozzarella di bufala e insalata(水牛のモッツアレラとサラダ)9ユーロ |
Primi piatti プリモピアット |
Carbonara(カルボナーラ)11ユーロ、Amatriciana(アマトリチャーナ)11ユーロ、Gricia(ベーコン、羊チーズ、黒胡椒のパスタ)10ユーロ、Tonnarelli cacio e pepe(チーズと胡椒のロングパスタ)12ユーロ、Gnocchi al pomodoro(ニョッキのトマトソース)10ユーロ、Pasta pistacchio e pachino(ピスタチオとミニトマトのパスタ)12ユーロ、Ravioli alla Zi Tere(ラビオリ、ミニトマト、ペペロンチーノ、にんにく、パルミザン)11ユーロ、Pasta Carciofi Guanciale e pecorino(アーティチョークと豚頬肉と羊チーズのパスタ)13ユーロ |
Secondi メイン料理 |
Saltimbocca(サルティンボッカ=生ハムを乗せた薄切り肉のソテー)13ユーロ、Trippa(トリッパ=モツのトマト煮込み)11ユーロ、Baccala fritto(干し鱈のフリット)13ユーロ、Straccetti di manzo con salvia e rosmarino(牛細切り肉)16ユーロ、Polpette al sugo(肉団子の煮込み)11ユーロ、Coda alla vaccinara(ローマ料理のオックステールシチュー)13ユーロ、Insalata di pollo con olive e formaggio(鶏肉のサラダ、オリーブとチーズ入り)11ユーロ |
Contorni 付け合わせ野菜 |
Insalata(サラダ)6ユーロ、Spinaci(ほうれん草)7ユーロ、Cicoria(チコリ)7ユーロ、Patatina chips(フライドポテト)5ユーロ |
Dolci ドルチェ |
Dolci della casa(自家製ドルチェ)7ユーロ |
オステリア・ラ・カルボナーラの基本情報
店名 | Hosteria La Carbonara(オステリア・ラ・カルボナーラ) |
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おすすめ | |
住所 | Via Panisperna, 214, 00184 ローマ |
行き方 | サンタ・マリア・マッジョーレ教会から西へ徒歩5分、すぐ近くに魚介レストラン「Ristorante TEMA」もあります。 |
電話番号 | +39064825176 |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 12:30〜、19:00〜(ディナーは19:00と21:00の2回転制、観光シーズンは要予約) |
座席数 | 50席 |
予算 | 1人15~50ユーロくらい(飲み物別) |
その他 | クレジットカード利用可 |
サイト | https://www.lacarbonara.it/ |
レストラン利用者からのご感想
- 日本人も何組かおりました。カルボナーラも塩っぱくなくて美味しかったです。プロセッコも並々と注いでくれて、酒飲みには嬉しかったです。オススメされた白ワインのボトルも美味しく、ホール担当の男性も対応が良かったです。オーナー?らしきお婆様はちょっと怖かったです(^◇^;) (2023年5月7日)
- この度は予約ありがとうございました。カルボナーラ、非常に美味しく旅の思い出に残る夕食になりました。一部メニューの値段などサイトと変わっているようでしたので、メニューの画像を添付しています。参考になるかは分かりませんが良ければご確認ください。(2022年12月14日)
- 人気店なので是非にカルボナーラを食べたいと、日本から予約をして行きました。7時半を予約したかったのですが、お店から9時にしてとメールが有り、少々時間をつぶして出かけました。店内は満員状態で賑やかですが、すこしテーブル間が狭く窮屈な感じ。カルボナーラ、アマトリチャーナのブカティーニ、牛細切れ肉の炒め物、ほうれんそうの付け合せを頼んだのですが、カルボナーラが揚げ物盛り合わせになっていました。あれ?と思ったのですが、なかなか言い出せずそのまま頂きました。カルボナーラが食べられ無かったので、少々残念でしたが、他のお料理は素材の持ち味を大事にするため、薄味でしたが美味しかったです。しかも何より安い、3人で40ユーロほどのディナーでした。トータルで大満足のディナーとなりました。良いお店を紹介していただき感謝・感謝です!(2017年6月)
- ウフィツィ美術館の手配、ありがとうございました。美術については付け焼刃での勉強だったのですが、とっても楽しめました。16時でも当日券を待つ全く動かない列が長く伸びており、予約していなかったら・・・と思うと、本当によかったです!
また、HPで紹介していたローマのレストラン、カルボナーラもとてもおいしかったです!あまりにおいしかったので、2晩連続で通ってしまいました。特にモッツァレラがおいしかったです。(2012年9月) - お勧めのアンティーチョークはありませんでしたが、ハムとモッツァレラの盛り合わせ、カルボナーラ、アマトリチャーナ、ポルチーニのグリルを頼みましたが、どれもおいしく、ポルチーニについては大きさとおいしさにびっくり!塩とオリーブオイルのみの味付けでしたが本当においしくびっくりしました。(2012年6月)
僕が「ラ・カルボナーラ」をお勧めします
長年気になっていた店にようやく来店しました。食堂風の雰囲気とシンプルな地元料理は僕の一番好きなタイプのお店です。少々混雑して落ち着かないですが、ローマに観光で来る人にとっては記念となるレストランでしょう。まさにワクワクしてくるお店です。イタリア在住:堂 剛 スタッフ一覧