ロマーノ劇場とオデオン

ギリシャ・ローマ劇場（Teatro Greco-romano）

ヴィットリオ・エマヌエーレ通り(Via V.Emanuele)、サン・フランチェスコ広場(Piazza S.Francesco)、ティメオ通り(Via Timeo)、ギリシャ劇場通り(Via Teatro Greco)をまたいで位置する、ギリシャ起原の劇場です。もともと在った建築物の上に現在見られるローマ劇場が立てられたと言われており、建築構造は完全にローマ時代のものです。直径約80メートルの広々とした舞台、観客席などが当時のまま保存されています。エトナ火山の溶岩を固めて作られており、大理石、彫像によって飾り付けられています。（一部分は、大聖堂の修復の時に持ち出されてしまった。）約7000人もの観客が収容できたと言われています。

音楽堂オデオン（Odeon）

ローマ劇場の裏側に位置する小劇場オデオン。半円形の形をしたこの建物は、昔は1500人の観客を収容できたと言います。音楽公演や、バレエの他におそらくローマ劇場での公演のリハーサルなどにも使用されていたと見られる。劇場、その他の多くの建築物と同様にエトナ火山の溶岩が使用されている。

ロマーノ劇場の基本情報