モッツァレッラ・チーズを食べ比べ

アンドリアのモッツァレッラチーズ カステル・デル・モンテ
何チーズか分かりますか?答えはどちらもモッツァレッラでした!同じ種類でも色や形が違うと、味わいまで変わってくるようです。ワインに生ハムやサラミをお供にできたら最高です。

酪農がさかんなプーリアには様々な種類のチーズが生産され、町中あちらこちらのサルメリーア(Salumeriaハム・ソーセージ・バター・チーズ・缶詰などを売る食料品店)やラッティチーニ(Latticini乳製品専門店)、スーパーマーケットで新鮮なチーズが量り売りされています。

いろいろとご紹介したいところですが、ここではアンドリア周辺を代表するフレッシュチーズの一部のみにします。どれも新鮮さが命の製品なので、購入したらすぐ食べきることをお勧めします。量り売りなので少量ずつ入手してテイスティングもできますよ!

アンドリアのサラミ店
アンドリアのサルメリア。新鮮なプロシュット(生ハム)や様々なタイプのチーズ、またパスタ、オイル、お菓子などが入手できます。
  • ブッラータ(burrata):水牛や牛の乳で作られたフレッシュチーズ。モッツァレッラのように手捏ねで作られるが、さらに柔らかくて繊維質な牛乳がモッツァレッラ生地にくるまっている。酸味と甘みがありバターのような濃厚な味。
  • モッツァレッラ(mozzarella):日本でもおなじみの水牛や牛の乳で作られた、南イタリア原産のフレッシュチーズ。フィオル・ディ・ラッテ(極上の牛乳)とも呼ばれる。小粒のものはボッコンチーノ(bocconcini)、三つ編み状のものはトレッチャ(treccia)など、大きさによって名前が変わる。
  • ストラッチャテッラ(stracciatella):原料と製造過程はブッラータと全く同じ。違う点はブッラータが包まれている表皮となっている部分がないだけ。生クリームと繊維質からなり、ヨーグルトのような酸味、牛乳の甘みとバターのような濃厚さが一度に味わえる。
  • スカモルツァ(scamorza):牛や山羊から作られる“ひょうたん”のような形をした半生状の繊維質なチーズ。モッツァレッラよりも弾力があります。クリーム色がかった白色のものと燻製された薄茶色のもの(scamorza affumicata)があります。熟成の度合いによって味わいが楽しめます。

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スタッフ

イタリア在住者からのアドバイス 

ブッラータチーズをナイフで切ったときに流れてくる、あのトロ~リとした柔らかい部分がストラッチャテッラです。素朴な田舎パンと相性バチリです。ぜひお試しください。 

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