おすすめの海岸
バーリで町歩きに疲れたら、ちょっと足を伸ばして砂浜まで出てみませんか?旧市街を背にして南方面にアドリア海沿いに遊歩道をまっすぐ進むと、そこにはバーリっ子がこよなく愛する海岸パーネ・エ・ポモドーロがあります。このネーミングの意味をご存知の方もいらっしゃると思いますが、まさに「パンとトマト」というイタリアらしい名前の看板が出迎えてくれます。県立美術館からも遠目に見える距離なので、観覧のあとにのんびりと砂浜まで散策というプランもお勧めです。
海水浴、ピクニック、散歩などいろいろと楽しめます。

パーネ・エ・ポモドーロはバーリ市が運営する海水浴場です。海岸設置のプロジェクトは50年以上前から立ち上がり試行錯誤が重ねられた結果、オープンしたのは比較的最近のようです。こうして町の中心地からもほど近い場所に待望の公共の砂浜が実現したのです。バーリを象徴するシュロ木々の緑が豊かな海岸は、大きく3つに分けられます。入口から海岸沿いに長く広がる砂浜(Spiaggia)、岩礁(Scoglio)、芝生(Prato)のエリアです。バス停付近には高層のオフィスやマンションが立ち並んでおり、通りを挟んだ景観のコントラストも楽しめます。
子供からお年寄りまで、朝から晩まで、いろいろな楽しみ方があります。

日本で目にするような海の家はありませんが、砂浜エリアの一角に「Pane e Pomodoro」というバールが1軒あります。営業はトップシーズンのみのようですが、特に週末はパニーニやサンドイッチの軽食をとったり、ジェラートや冷たいドリンクで体を冷やしたりする水着姿のお客さんが絶えません。バール前の広場では、自由参加できるダンスのレッスンが時々行われたり、夜はアクセサリーやカバンなどの出店が軒を連ねたり、多目的に楽しまれているのがイタリアらしいスタイルに思えます。「Corso Trieste」のバス通り沿いの歩道までも人であふれ、カードゲームやおしゃべりを楽しむグループや芝生でサッカーをする子供たちの姿をよく見かけます。また、近隣に勤める方々にとっても、ここは休憩時間を過ごす安らぎの場であるようです。

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パーネ・エ・ポモドーロ海岸の基本情報
名称 | Spiaggia Pane e Pomodoro(パーネ・エ・ポモドーロ海岸) |
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おすすめ | |
住所 | Corso Trieste N.27, 70126 バーリ |
行き方 | Piazza del Ferrareseからの行き方:ブリンディシやレッチェの南方面に海沿いの大通りLUNGO MARE A.DI CROLLALANZAをひたすら直進。遊歩道が砂浜まで続いているので散策には最適です。県立絵画館でちょうど半分の距離といったイメージなので徒歩の場合は30分ほど見たほうがよいでしょう。ちなみに、ピナコテカを過ぎると通りの名前がLUNGOMARE NAZARIO SAURIOに変わります。 Amtabバスをご利用の場合は「Torre a Mare」行きの12番のみ。アルド・モーロ広場から県立絵画館を通過して「Corso Trieste, 27 Procura」下車後すぐ正面。所要時間は25分程度。 |
その他 | 【設備】 シャワー(doccia)トイレ(bagno)、足洗い場完備。無料で利用可 |
イタリア在住者からのアドバイス
ジャンクイントの作品は第16室に数点展示されています。ロココ様式のとても繊細な雰囲気をもっている絵画で個人的に気に入っています。ぜひお見逃しないようにご覧ください。イタリア在住:スタッフ スタッフ一覧