バーリ観光名所:代表的な3劇場

Teatro Margherita バーリ
マルゲリータ劇場:円形のホールと2つのギャラリーで構成されています。ファサードはコリント式の柱頭をもつ2本の塔と大きなアーチが特徴的です。かつてアーチの上には3体の彫刻が施されていましたが、第二次世界大戦の襲撃を受けすべて姿を消してしまいました。

バーリには歴史のある一度は訪ねてみたい劇場(teatro)があちらこちらに点在しています。なかでもTeatro Petruzzelli(ペトゥルッツェッリ劇場)、Teatro Piccinni(ピッチンニ劇場)とTeatro Margherita(マルゲリータ劇場)の3劇場は、19世紀のナポレオンによる統治時代に形成されたムラット地区*に位置し、それぞれの魅力的なファサードは美しい町並みの景観にもなっています。 *ムラット地区は主に旧市街と新市街を分けるヴィットリオ・エマヌエーレ通りから駅前のアルド・モーロ広場に挟まれた碁盤の目の地区を指します。

Teatro Petruzzelli(ペトゥルッツェッリ劇場)

この劇場はバーリにおいて最も芸術的にも社会的にも慣習的にも核となる存在です。時代は1887年に最初の建築計画案が完成された頃まで遡ります。その後、約16年の歳月を経て1903年2月に完成。それ以来長年にわたり歴史が刻まれてきましたが、不運なことに1991年10月26日夜の上演後に建物内部から大規模な火災が発生し、ホール部分はほとんどが消失してしまった模様です。完成当時の建築物同様に復元させるべく綿密な工程のもと、数々の驚くべきことが事実があったそうです。そのひとつは、かろうじて残存していた一部を再利用し、そこに見事に同じ構えの劇場が再現されたことです。こうして長年にわたる再建の道を経て、ついに2009年こけら落としとなりました。

名称Teatro Petruzzelli(ペトゥルッツェッリ劇場)
住所Corso Cavour, 12, 70122 Bari BA, イタリア
行き方前アルド・モーロ広場より旧市街方面に「Via Sparano da Bari」を進み、「Piazza Umberto」を抜け2つ目に交差する通り「Via Principe Amedeo」を右折。「Corso Cavour」を横断すると左手にあります。
電話番号+39 080-9752-840(総合案内/受付時間:月~金 10~13:00/17~19:30)
+39 080-9752-810(チケット販売/受付時間は総合案内と同じ)
上映日程オペラ・バレエの題目により変動するので日程は、以下に記載されたオリジナルHPの「STAGIONE」、またはチケット予約用ページをご覧ください。
休館日同上
URLhttps://www.fondazionepetruzzelli.it/
Teatro Petruzzelli
Teatro Petruzzelli ペトゥルッツェッリ劇場:プッチーニ生誕150周年の祝賀記念公演では蝶々夫人が上演されたそうです。

Teatro Piccinni(ピッチンニ劇場)

ピッチンニは1854年に完成後、同年5月こけら落としとなったバーリで最古の市民劇場です。1991年のペトゥルッツェッリ劇場の火災による修復中、およそ20年間規模的にも伝統的にも県庁所在地の重要なホールとして活躍してきました。プーリア州では再建されたペトゥルッツェッリ劇場、レッチェのポリテアマ・グレコ劇場とサン・セヴェーロのヴェルディ劇場に次ぎ4番目の大きさを誇ります。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世大通りに位置し、正面にはアラゴン王国時代イサベルの名前を冠した小さな庭園(Giardini Isabella d’Aragona)があります。バーリ出身のクラシック作曲家にちなんでニコロ・ピッチンニ劇場と名づけられました。ここでは、喜劇、悲劇、ミュージカル、オペラなど様々な作品が150年余りもの長い間上演されてきましたが、2013年まで修復のため休館となっています。美しいファサードだけでも、ぜひ散策のついでにご覧ください。

名称ニコロ・ピッチンニ市民劇場(Il Teatro Comunale Niccolo’ Piccinni)
住所Corso Vittorio Emanuele II, 84, 70122 Bari BA, イタリア
行き方駅前アルド・モーロ広場よりVia Sparanoを直進し、Corso Vittorio Emanuele Ⅱ通りを左折し、100mほど進むと左手にあります。
電話番号+39 080 55.80.195
サイトhttps://www.teatropubblicopugliese.it/teatro/teatro-piccinni/
Teatro Piccinni
Teatro Piccinni ピッチンニ劇場:19世紀半ばに建築されたこの劇場では美しいドリス式の円柱が出迎えてくれます。劇場前のイサベル庭園には地元作曲家のピッチンニの塑像があります。

Teatro Margherita(マルゲリータ劇場)

マルゲリータ劇場はバーリで最初に建築された鉄筋コンクリートの建造物です。前身は木造でしたが1911年の火災で焼失したため、3年後新たにKursaal Margherita(クルサール・マルゲリータ)という遊戯施設として生まれ変わりました。1921年からは軽演劇と映画が交互に上映されるようになりました。この建物はまさに海の中に支柱を建て造られ、陸地とは桟橋で繋がれていました。あいにく、第二次世界大戦の渦中に爆撃で損壊を受けます。戦後はla Società Orfeoによって改修が施され、1979年まで映画館として使用されていました。その後、この建物が国有化されてから30年にわたる長い修復工事を経て、2009年いわゆるヨーロッパでアール・ヌーヴォーといわれるリバティ様式の大きなアーチのファサードを持つ流線型のデザインへと変貌を遂げたのです。現在は現代アートの展示・イベントなどの会場として使われています。

名称マルゲリータ劇場(Teatro Margherita)
住所Piazza IV Novembre, 70122 Bari BA, イタリア
行き方ヴィットリオ・エマヌエーレとカヴール大通りが交差する、旧市街の南端Piazza del Ferrareseの正面。ルンゴマーレのマリーナに接しています。
電話番号+39 351 145 9819
開館時間火~日曜11:00~13:00, 17:00~21:00
休館日月曜日
Teatro Margherita
マルゲリータ劇場:1920年頃、劇場の下は埋め立てられた後、デッキが設けられヨットクラブが誕生しました。マリーナからの劇場のシルエットは特に美しく、時間の経過とともに眺めを楽しめます。また、この風景はよく絵はがきでも紹介されています。

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スタッフ

イタリア在住者からのアドバイス 

バーリを代表する3つの劇場は休館中のところが目立ちますが(2012年7月現在)、どれも文化的な長い歴史を刻んできた風格をもっています。ファサードだけでも鑑賞する価値は十分あります。観光スポットが集中する旧市街からも近いので、ぜひお立ち寄りください。 

バーリ在住:吉田みな スタッフ一覧

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