味 雰囲気 値段 総合 | トリノの伝統的な料理が並ぶ、雰囲気の良いレストランです。料理の美味しさもさることながら、店内の雰囲気、広めの室内、サービスのきめ細やかさが素晴らしいです。安心してゆっくりと料理を楽しみたいかたに、100%お勧めできます。家族経営なので、皆さんが誠意をもって働いている感じがします。気持よく食事できるでしょう。気に入って毎日通う旅行者家族も多かったです。前菜のポテトサラダ、食後酒も無料でサービスされました。これだけサービスされるとかなり満足で、最終的な料金はクオリティを考えるととても安くて大満足できます。とても親切な対応なので、英語全くダメな人でも安心して食事できます。 |
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電話予約に自信のない方は、アーモイタリアが予約手配を承ります。下記のページよりお申し込みください。
一時、お店が休業していたのでネット検索すると「休業中」との情報も見受けられましたが、2014年からは通常営業再開しています。
イタリア内での評価が高いレストラン
トリノで美味しいレストランを探すため、地元トリノの人に聞きましたが、この「La Taverna dei Mercanti」は評判良かったです。実際訪れてみて納得のクオリティでした。満足できます。
トリノ市内の中心地で、立地良いです
トリノの町は大きいので、どこに宿泊するかで便利さが変わってくるでしょう。このレストランは王宮(Palazzao Reale)から徒歩10分、超有名なカフェ「Al Bicerin」のすぐ近くにあります。またレプッブリカ広場からも徒歩5分なので、市場を見学した後に食事するのにも良いでしょう。
店内は伝統的なスタイルで、とても美しいです
レストランは予約して行きましたが、なぜかレストラン入り口のドアが閉まっていました。ドア横の呼び鈴を鳴らすと店員さんがドアを開けてくれました。
店内は伝統的な作りで、木製家具を貴重にした落ち着いた雰囲気ですが、席間を広めに取っているので隣のテーブルを気にすることなくゆっくり食事できますし、綺麗に準備されたテーブルクロスで古臭さがまったくありませんでした。むしろ超高級な4つ星レストランの雰囲気を持っていて、料理が出てくる前から十分に満足いきます。
サービス係のアンドレアさんが素晴らしい!
席を案内してくれたのはアンドレアさん。あとで知ったのだが、彼と家族がこのレストランのオーナーだそうです。アンドレアさんのサービスがスムーズで、過不足なく、そしてしつこくもなく、どのテーブルの人たちも褒めていました。彼のサービス精神は生まれ持った才能だと思います。料理の説明を聞いても、お勧めを聞いてもとても丁寧に教えてくれました。もちろんシェアできるように小皿を言わなくても用意してくれます。
前菜にと出してくれた自家製「ポテトサラダ」が美味しい
ワインと水を頼んだあとメニューを眺めていると、食前にどうぞと、ポテトサラダをサービスで出してくれました。他のテーブルでも出していたので、毎回の定番サービスなんだと思います。
この自家製ポテトサラダがとても美味しかったです。イタリアでは「インサラータ・ルッサ(ロシア風サラダ)」と呼ばれる定番の家庭料理なんですが、こんなに美味しいポテトサラダはイタリアではなかなかお目にかかれます。幸先良いです。
ランチに頼んだのは下記メニュー(2名合計40ユーロ)
- サービス料(席料・パン込み):2名 x 1.5ユーロ=3ユーロ
- 水1リットル:2ユーロ
- ハウスワイン赤(バルバレスコ)500ml:5ユーロ
- Agnolotti alla piemontese(ピエモンテ風肉詰めラビオリ)9ユーロ
- Spaghetti pizzichini(トマトソースのスパゲッティ、オーブン焼き)8ユーロ
- Entrocote al Senape(牛フィレ肉マスタードソース)16ユーロ
- Caffe(エスプレッソ・コーヒー)1.5ユーロ
合計で44.50ユーロでしたが、レシートは4.5ユーロ割引きになっていて、40ユーロのみの請求でした。テーブルチャージが1人1.5ユーロというのも良心的ですし、もちろんサービスで出たポテトサラダは料金に含まれていません。さらに、食後には食後酒「アマーロ」を無料でサービスしてくれました。毎回このように大盤振る舞いなのかは不明ですが、サービスが素晴らしく良いことは間違いないです。これだけ食べて一人20ユーロは素晴らしく安いです。(2014年8月)
今メニューを見直すと、「牛肉のタルタル」「野菜のスフォルマート、チーズのクリームソース」「牛肉のカルパッチョ」「仔牛のツナソース」など、ピエモンテ州の美味しそうな前菜が豊富ですね。前菜ばかりをオーダーして軽めでバラエティー豊富な食事にするのも良いかも知れません。
すべての料理が大満足でした。
- ポテトサラダ(Insalata Russa)
自家製ということだけあって、マヨネーズが強くなく最高の一品でした。これが無料でサービスできるのは立派だと思います。 - ハウスワインの赤
バルバレスコだそうです。香りも味も良く、ハウスワインのレベルではないです。500mlで5ユーロはとても安くてお値打ちです。 - Agnolotti alla piemontese(ピエモンテ風肉詰めラビオリ)
トリノの伝統料理で一度は食べてみたかった一皿。十分美味しいのだがボリュームが多すぎて途中でダウンしてしまいそう。肉詰めパスタにグレイビーソースがかかっているので、かなり思いです。食欲あるときには最高でしょう。 - Spaghetti Pizzichini(トマトソースのスパゲッティ、オーブン焼き)
シンプルなトマトソースのスパゲッティを最後にオーブンで焼く一皿。上にモッツァレラチーズがかかっていてとても美味しかったです。個人的にはアニョロッティよりもこちらの方が好みでした。軽いけど味わい深く大満足でした。 - Entrocote al Senape(牛フィレ肉マスタードソース)
牛フィレ肉は少しだけ固く満点とはいかないですが、16ユーロでは満足いく一品でした。レアの焼き方も良かったです。マスタードのソースが食欲をそそり個人的にはとても好きです。ただし酸味強いので、好みは分かれるでしょう。 - 食後酒(アマーロ)
これも何も言わずにサービスしてくれました。香草を使った苦くて甘いリキュールです。食後に飲むと胃の消化を助けてくれてスッキリします。今回はトリノ産アマーロ「San Simone」をチョイスしました。
総評、大満足でした
個々にメニューを見ると伝統的なトリノ料理が並び、普通の料金ですが、前菜や食後酒などのサービス、店員さんの丁寧な接客態度、そして割引きと、総合で考えると『素晴らしいレストラン』だと思います。席間が広めなので隣のテーブルがまったく気にならず、自分たちの食事に没頭できるのが良いです。
子供連れで毎晩通っているフランス人旅行者がいましたが、その気持が良く分かります。オーナーのアンドレアさんも彼らの好みを把握していて、軽いジョークを交えながら楽しくサービスしていました。
落ち着いてゆっくり食べたい、邪魔されたくない、丁寧なサービスと料理を楽しみたい方には、トリノでも最高クラスのレストランであることに間違いないでしょう。あと英語やイタリア語が苦手な人にも安心して勧められます。
メニュー(2014年8月)
あいにく公式サイトがなく、最新メニューも見つかりませんでした。(2024年)
チャージ | サービス料(席料、パン代込み)1.5ユーロ/人 |
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Antipasto 前菜 |
Antipasti Taverna(前菜の盛り合わせ)11ユーロ、Albese(牛肉のタルタル)8ユーロ、Sformato di verdure con crema di toma di Lanzo(野菜のスフォルマート、チーズのクリームソース)6ユーロ、Carpaccio di manzo con sersette, pomodorini e ristretto di balsamico(牛肉のカルパッチョ)8ユーロ、Tagliere di salumi(サラミ盛り合わせ)10ユーロ、Prosciutto crudo e melone(生ハムとメロン)10ユーロ、Caprese(トマトとモッツァレッラチーズ)7ユーロ、Vitello tonnato(仔牛のツナソース)9ユーロ |
Primi piatti パスタ |
Tegolini al pomodoro(トマトソースのショートパスタ)7ユーロ、Zuppa di Cipolle(玉ねぎのスープ)8ユーロ、Cavatilli Taverna(自家製ショートパスタ)8ユーロ、Agnolotti alla piemontese(ピエモンテ風肉詰めラビオリ)9ユーロ、Penne carion(ペンネのパスタ)8ユーロ、Mezze maniche alla valdostana(ショートパスタ)8ユーロ、Risotto agli asparagi(アスパラのリゾット 2人前から)16ユーロ、Spaghetti Pizzichini(トマトソースのスパゲッティ、オーブン焼き)8ユーロ、Gnocchi di ricotta e spinaci con burro e parmigiano(リコッタチーズとほうれん草のニョッキ、バターとパルミザンソース)8ユーロ、Pennette con zucchine(ズッキーニのショートパスタ)8ユーロ、Ruote al pesto(ジェノベーゼソースのショートパスタ)8ユーロ |
Secondi Piatti メイン料理 |
Pizzaiola 10ユーロ、Cilena 16ユーロ、Tagliata con rucola 12ユーロ、Castellana 11ユーロ、Impanata Taverna 11ユーロ、Entrocote alla robespierre(牛フィレ肉 2人前から)32ユーロ、Entrocote alla griglia(牛フィレ肉グリル焼き)15ユーロ、Entrocote al Pepe Verde(牛フィレ肉・グリーンペッパー)16ユーロ、Brasato(牛肉のバローロワイン煮込み)11ユーロ、Picatina al limone(レモン風味のピカタ)10ユーロ、Funghi fritti(キノコのフライ)14ユーロ、Funghi genovese(キノコのジェノヴェーゼソース)12ユーロ |
Contorni 付け合わせ野菜 |
Patate al forno(ポテトのオーブン焼き)3.5ユーロ、Insalata di rucola, parmigiano e noci(ルッコラとパルミザンチーズとクルミのサラダ)4ユーロ、Insalata mista(ミックスサラダ)4ユーロ、Melanzane alla parmigiana(ナスとチーズのグラタン)5ユーロ |
Dolci デザート |
Tiramisu’(ティラミス)4ユーロ、Panna cotta(パンナコッタ)4ユーロ、Crema Artemisia 5ユーロ、Vin santo e cantuccini(ヴィンサントとビスコッティ)5ユーロ、Bonet(チョコレート風味のココアプリン)4ユーロ、Melone al Porto(メロンのポートワイン漬け)6ユーロ |
ラ・タベルナ・デイ・メルカンティの基本情報
店名 | La Taverna Dei Mercanti(ラ・タベルナ・デイ・メルカンティ) |
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おすすめ | |
住所 | Via Santa Chiara, 13, 10122 トリノ |
行き方 | コンソラータ通り(via della consolata)とサンタ・キアラ通りの交差点すぐ。 エントランスのドアに鍵がかかっている時は、ドア横のベルを鳴らしましょう。 |
電話番号 | +390115212017 |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 19時30分~22時30分(コロナ前はランチも営業していました 12:00-14:30) |
予算 | 1人15~35ユーロくらい(飲み物別) |
その他 | クレジットカード利用可 |
サイト | https://www.facebook.com/latavernadeimercantitorino |
私が「La Taverna dei Mercanti」をおすすめします
料理の味はもちろん美味しいのですが、サービスと思いやりが素晴らしいレストランだと思います。トリノに行ったら必ず一度は立ち寄りたいお店です。ランチに行きましたが、雰囲気がとても良いお店なので、夜ゆっくりと食事したいと思いました。家族連れ、年配ご夫婦、若いカップルなど、落ち着いて食事したい方すべてにお勧めできます。フィレンツェ在住:堂 剛 スタッフ一覧