サン・フェルモ教会

縞模様が美しい教会

この教会は5世紀にベローナの市民によって304年にこの地で殉教した聖フェルモと聖ルスティコを奉って建てられました。

1065年から1143年までベネディクト修道士達によって新築され慰霊碑を奉める場所を地下に、そして信者のお祈りの場所を上部にロマネスク様式で建てます。さらにさらに位置をずらして上部に1261年にフランチェスコ修道士達によって1350年まで現在ある形が造られ、時代と共に新しい礼拝堂がその頃の様式を使って造りたされていきました。1807年ナポレオンの支配下になりフランチェスコ派修道院は他の修道院と同じように閉鎖されます。

内部の見どころ

• 内部は、正面玄関から入ると素晴らしい14世紀の船底型の木造天井が観えます。約400人の聖人が描かれています。
• 中央祭壇上部には、1320年頃のマエストロ デル レデントーレ作「救世主、四福音と聖フェルモ」が描かれています。
• 入口から左側の最初のブレンゾーニ家霊廟のまわりのフレスコ画は、国際ゴシック様式代表のピサネッロ作の”受胎告知、ガブリエレ、ラファエレ,ミケエレ大天使”が見事です。1424-6年作。

サン・フェルモ教会の基本情報