プーリアの伝統料理も現代料理も見事!レストラン「Coco Pazzo」がおすすめです by 現地在住者

Osteria del Coco Pazzo di Colucci Stefano マルティーナ・フランカ
Coco Pazzoの店の外観。白い石を使った伝統的マルティーナ・フランカスタイルの趣きある建物が並びます。
マルティーナ・フランカ
味  
雰囲気
値段 
総合 
オーナーシェフ、ステーファノの作る料理はプーリアの伝統料理も現代料理もいつもハズレなくおいしい! 魚料理・肉料理のどちらも◎、程よい距離感のサービスも◎です。
マルティーナ・フランカスタイルの伝統的な建物にモダンな内装の店内も雰囲気が良く、旅の食事をいっそう思い出深いものにしてくれるでしょう。毎日ランチも営業しており、場所も歴史的市街区内なので観光途中で訪れるにも便利ですよ!

電話予約に自信のない方は、アーモイタリアが予約手配を承ります。下記のページよりお申し込みください。「レストランの予約手配

味はもちろん、使い勝手や雰囲気の良さも◎のオステリア!

プーリアの伝統料理・現代料理、いずれもハズレなくおいしく、その上、魚料理・肉料理のどちらも美味なので、幅広いグループ・目的で使えます。
まずはこの地域の食の魅力が全て詰まっている”ミックス前菜(le delizie dell’Oste)”をオーダーした後、ゆっくりプリモやセコンドを選んでみてはいかが? 
好みの食材や調理法などもぜひ伝えてみてください。フレキシブルに対応してくれますよ!

Osteria del Coco Pazzo di Colucci Stefano
約40席の店内は伝統的建築にモダンな装飾。伝統を大事にしながら進取の精神も兼ね備えるステーファノの料理にも通じるような気がします。

特筆に価する素材のすばらしさ!

シンプルな味付けと料理法からもお分かりいただけると思いますが、素材のすばらしさは特筆に価します!
海に囲まれ、豊かな自然と気候に恵まれたプーリアは滋味豊かな素材が豊富な州としてイタリアでも有名で、旬の素材のよさをそのまま生かした料理が多いことが特徴の1つ。肉やチーズはマルティーナ・フランカの農家から、魚は約30kmの距離にある港町モノーポリの漁師から買い付けています。農業も盛んなので付け合せや料理に野菜がたっぷり使われるのも特徴。野菜不足になりがちな旅行者にとっても嬉しい点の1つです。

Osteria del Coco Pazzo di Colucci Stefano
カウンター脇のテーブルで出番を待つ、地元産の見るからに新鮮そのものな野菜たち。数種盛り合わせてサービスで供されます。

ステーファノとの会話も料理の楽しいスパイス!

オーナーシェフ、ステーファノ・コルッチ氏はNYの星付きレストランで料理修行をスタートした経歴の持ち主。気さくで好奇心旺盛な彼は外国のお客様も大歓迎! 英語メニューもありますし、日替わりメニューやオススメ料理は自ら(少々ブロークンな英語ではありますが)はりきって説明してくれます。ぜひ気軽にお話したり、質問したりしてみてください。
~ステーファノより日本の皆様へのご挨拶~
 料理を楽しみ、料理について語ることで幸せになってもらえたら嬉しいな。オステリアでお待ちしています。マルティーナ・フランカよりチャオ!

デザート、アルコール類も充実!

〆には手作りデザートもぜひ。パンナコッタのようななんでもないデザートもびっくりするほどおいしいです!
アルコール類も充実!中でもやはりプーリアワインには力を入れています。“その土地の料理にはその土地のワインを”というのは食事に合わせるワインを選ぶ際の鉄則。料理にピッタリのプーリアワインを見つけてみてはいかが? 価格も良心的ですし、何を選ぼうか迷った時はステーファノが相談にのってくれます。地ビールもありますよ。

営業時間や立地など、利便性も◎!

食事開始時刻が日本に比べて1~2時間遅い南イタリアにあって、昼12時~、夜19時~、という営業開始時刻は日本人にとって嬉しいところ。場所も歴史的市街区(Centro Storico)内なので観光途中で訪れるにも便利。ぜひ旅の予定に組み込んでみてください!
店は歴史的市街区のほぼ外周に位置しています。もし迷ったら”ラ・ラマ(La Lama)”という地区名を頼りにするのが分かりやすいでしょう。

Osteria del Coco Pazzo di Colucci Stefano
白い建物に柔らかいオレンジ色の明かりが映える夜も雰囲気がよく、オススメ! 気候のよい時期はテラスでも食事を楽しめます。

メニュー(2013年9月)

レストランの公式サイトがありますが、メニューや料金表はありませんでした。最新のメニューや料金は現地レストランで直接ご確認ください。(2024年)

Coperto テーブルチャージ:2ユーロ/人
Antipasti
前菜
Le delizie dell’Oste min.x2(前菜の盛り合わせ2人前より)1人前12ユーロ、Formaggio canestrato alla piastra con funghi cardoncelli(チーズと茸)8ユーロ、Capocollo di martina franca e burratine(カーポコッロとブッラータ)8ユーロ
Primi Piatti
パスタ料理
Risottaccio con verza pomodori sechi e pecorino(ちりめんキャベツ、乾燥ミニトマト、ペコリーノチーズのリゾット)11ユーロ、Gnocchetti di patate con cavolfiore pancetta e bottarga(カリフラワーとベーコンとボッタルガのニョッキ)12ユーロ、Crespelle farcite di mozzarella bufala con peperoni e capperi(水牛モッツァレラのクレープ)10ユーロ、Orecchiette al sugo fresco di pomodoro basilico e cacio(フレッシュトマトとバジルとチーズのオレキエッテ)9ユーロ、Fettuccine artigianali al sugo di funchi cardoncelli(手打ちフェットゥッチーネのきのこソース)10ユーロ、Paccheri con ragu’ di vitello al primitivo(パッケリのミートソース)9ユーロ
Secondi di Pesce
魚料理
Coda di rospo in teglia con patate olive e pomodorini(アンコウ料理)ユーロ、Stracotto di agnello al vino bianco con patate al rosmarino(子羊のグリル焼き、ジャガイモ添え)14ユーロ、Maialino al negramaro e cipollotti all’agrodolce in crosta(豚肉料理)14ユーロ、Medaglione di filetto di manzo al pepe nero e primitivo(牛肉フィレ肉)18ユーロ、Tagliata di capocollo di maiale al sale armatizzato(カーポコッロのタリアータ)14ユーロ、Tagliata di manzo alla brace min. x2(牛肉のタリアータ 2人前より)キロ当たり40ユーロ、Grigliata mista di carni locali, agnello salsiccia fegatini bombette(地元の肉のミックスグリル焼き)14ユーロ、Contorni del giorno(本日の付け合せ野菜)3ユーロ
Secondi Piatti
メイン料理
Agnello alla brace(子羊の炭火焼き)10ユーロ、Bistecca alla palermitana(子牛ステーキ・パレルモ風)12ユーロ、Bistecca alla griglia(子牛ステーキ)10ユーロ、Involtini di vitello(牛肉のインボルティーニ)10ユーロ、Filetto alla griglia(牛ヒレ肉のグリル焼き)15ユーロ、Filetto al pepe verde(牛フィレ肉グリーンペッパー風味)16ユーロ、Filetto ai funghi(牛フィレ肉茸ソース)16ユーロ
Dolci
デザート
Frutta di stagione(季節の果物)4ユーロ、Creme caramelle(プリン)4ユーロ、Bocconotto martinese 4ユーロ、mousse di dianduia e caffe’(チョコとカフェのムース)4ユーロ、Tortino caldo di cacao amaro(カカロの温かいタルト)4ユーロ、Panna cotta ai frutti di bosco(パンナコッタのベリーソース)4ユーロ、Sfoglia calda di frutta con gelato(フルーツパイ、ジェラート添え)4ユーロ、Trancio di spumone gelato artigianale 4ユーロ、Piccoli baba’ al rum con crema e amarene(ババ、クリームとアマレーナ添え)4ユーロ
Fine Pasto
食後ドリンク
Rosoli della casa(自家製リキュール)2ユーロ、Aleatico di puglia(プーリアのアレアティコ)3ユーロ、Grappa(グラッパ)3.5ユーロ、Cognac(コニャック)4ユーロ、Whisky(ウイスキー)5ユーロ、Brandy(ブランデー)4ユーロ、Amari(アマーロ)2.5ユーロ、Caffe’ espresso(エスプレッソ)1ユーロ、ほか
Bevande
ドリンク
Acqua da litro(水1リットル)2ユーロ、Soda in Lattina(缶入りソーダ)2ユーロ、Vino bianco al calice(グラス白ワイン)3ユーロ、Vino rosso al calice(グラス入り赤ワイン)4ユーロ、Vino bianco in caraffa da 1/2 litro (500ml白ワイン)4ユーロ、Vino rosso in caraffa da 1/2 litro (500ml赤ワイン)5ユーロ、Birra artigianale bottiglia cl.75(地ビール瓶750ml)13ユーロ、Birra alla spina al calice(生ビールグラス)3ユーロ
スタッフ

私が「ココ・パッツォ」をお勧めします 

マルティーナ・フランカの人(Martinese)と一緒にいていつも感心するのは食材を見る確かな目とそれを生かしたすばらしい料理の数々。昔も今も”スローフード”などと口に出さなくても当たり前のように実践している、そんなマルティネーゼの食を堪能できる店としてオススメします。 

イタリア在住:アーモスタッフ スタッフ一覧

オステリア・デル・コッコ・パッツォの基本情報

店名 Osteria del Coco Pazzo di Colucci Stefano(オステリア・デル・コッコ・パッツォ)
おすすめ
住所 Via Arco Mastrovito, 18, 74015 マルティーナ・フランカ
行き方 歴史的市街区のほぼ外周、"ラ・ラマ(La Lama)"と呼ばれる一段低くなった地区に位置します。観光案内所→ヴェルディ通り(Via Verdi)→メルカダンテ通り(Via Mercadante)、と進むと右手側に見えてきます。歴史的市街区の外周を大通りに沿って進むこのコースが最も確実で分かりやすいです。
電話番号 +39 0804838299
定休日 水曜日
営業時間 12時30分~14時45分、19時00分~23時00分(月曜はランチのみ営業)
座席数 40席
予算 €30-€70(飲み物別)
その他
サイト https://www.cocopazzo.it/