隠れた観光名所、サン・ルフィーノ大聖堂

サンルフィーノ大聖堂サン・ルフィーノ大聖堂の美しいファザード。シンプルで優雅なロマネスク様式となっています。
サンルフィーノ大聖堂中央上部にある大きなバラ窓とその回りを取り囲むエヴァンジェリスト(福音伝道者)の像。アッシジ特有の白とピンクの石が美しいです。

サンルフィーノ大聖堂中央扉の両脇には教会を守る獅子がいます。僕も真剣に見入ってしまいました。。。

サンルフィーノ大聖堂ロッカ・マッジョーレ(マッジョーレ要塞 Rocca Maggiore)から見た聖ルフィーノ教会。夕日に赤く染まって美しいです。

サン・ルフィーノは町を代表する教会=ドゥオーモです

清貧の聖人フランチェスコの生まれたアッシジは、カトリックの町といえるでしょう。町の内外には数えきれないほどの教会があって、町の見どころと言えば、聖フランチェスコ聖堂、サンタ・キアラ教会、サン・ダミアーノ修道院など、これまた神聖な場所ばかり・・・でも町で一番重要な教会とされているドゥオーモ(大聖堂)はついつい観光コースから外されてしまいがちです。美しい、そして歴史ある町のドゥオーモ、サン・ルフィーノ大聖堂をぜひじっくり見てみましょう。

アッシジの守護聖人はこの聖ルフィーノです!

カトリックの世界には守護聖人といって、職業や地域にゆかりの聖人がいます。たとえば日本の守護聖人はキリスト教をもたらしたフランシスコ・ザビエルとなっています。
イタリアの守護聖人は?というと、第二のキリストと崇められているアッシジ出身の聖フランチェスコ。それではアッシジの町の守護聖人はというと、実はこの聖ルフィーノなのです。
アッシジの町は紀元前の古代ローマ時代からあるといわれていますが、フランチェスコが生まれたのは1181年頃、一方、聖ルフィーノはアッシジの最初の司教と言われ、238年に殉教したとされています。そのため町で最も重要とされるドゥオーモは聖ルフィーノに捧げられているのです。ただ知名度、訪問者数を比べると聖フランチェスコ聖堂に水をあけられていますが・・・

ガラス張りの床から地下にある古い教会跡が覗けます・・・

ドゥオーモは11世紀の古い聖堂の上に、1228年に新たに建てられました。教会の中の床は一部がガラス張りになっていて、古い教会をかいま見ることもできるんですよ。
教会のファザード(正面)は美しくエレガントなロマネスク様式で、ウンブリア州でも最高傑作の一つとされています。中央と左右にそれぞれ扉とバラ窓を備えていて、浮き彫りのレリーフも、バラ窓の回りを取り囲む福音伝道者の四つの像も控えめで優雅です。
正面左側には鐘楼が残っていますが、これは前の教会のもので聖堂よりも100年前に作られています。よく見ると石の違いがわかるでしょう。

聖フランチェスコも、聖キアーラもここで洗礼を受けました

内部は3廊式になっていて、16世紀後半に改築されています。扉の両側にはこの教会で洗礼を受けた聖フランチェスコと聖キアラの像があり、左手には聖フランチェスコの修道衣や腰縄も保管されています。
サン・ルフィーノ大聖堂は他の聖堂などに比べると豪華さでは見劣りしますが、アッシジの最も古い教会の一つで、その優雅なファザードはアッシジで一番美しいと言う人もいます。

「サン・ルフィーノのパリオ」はアッシジ伝統行事の弓大会

毎年8月の最終週の木曜、金曜、土曜に行われるのが「サン・ルフィーノのパリオ(Palio Di San Rufino)」。パリオと言えばシエナの競走馬レースが有名ですが、アッシジではパリオ(優勝旗)をかけて、弓で競います。町をサン・フランチェスコ、サン・ルフィーノ、ディヴェ・マリエという3つの地区に分け、地区の代表がパリオと最優秀石弓手のタイトルをかけて競います。お祭りの時期に合わせてアッシジの町を訪れてもいいですね。

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オルヴィエート担当 堂 剛
フィレンツェ在住者からのアドバイス

聖ルフィーノ聖堂前の広場は、イタリアでも有数の美しい広場の一つに数えられています。バラ窓のあるファザードと四角い小さな広場はとても可愛らしいです。残念ながら車が停まっていること多いですが、中世の姿を残す広場の写真は忘れないようにしましょうね。

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スタッフアッシジ&オルヴィエートのツアー

サン・ルフィーノ大聖堂(Cattedrale di San Rufino)
場所:旧市街の東側。サンタ・キアーラ教会の北側徒歩2分
電話:+39 0758-16016
開館時間:
 【夏期】7:00-19:00
 【冬期】8:00-13:00、14:00-18:00

サン・ルフィーノのパリオ(Palio di San Rufino)
開催期間:毎年8月の最終週の木曜、金曜、土曜
公式サイト:www.paliodisanrufino.it





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