ソヴァーナの町について

ソヴァーナ
ソヴァーナのメイン広場からの眺め。左右に2本の通りが伸びています。石畳と建物がとても美しいです。

赤ワインの産地「ソヴァーナ」

ソヴァーナと聞いてすぐにSovana DOCを思い浮かべる人はかなりワイン好きでしょう。そうここソヴァーナは極上の赤ワインを作る町として有名ですが、実は町自体も昔ながらの面影が完全に 残った美しい町です。ワイン好きな人も、そうでない人も中部イタリアの美しい小都市観光を満喫できます。

イタリア人の言う通り、まさに「宝石のよう」です

息をのむような美しい絶壁の上にたたずむピティリアーノ(Pitigliano)から車で約10分北東に進むと到着するのがソヴァーナです。地元の人曰く『ジョイエッロ(宝石)のような町』で、美しい山道を登って行くと突如、目の前に石の壁が現れます。ソヴァーナの城壁に沿って回り込むと、まるでお城に入るかのように町に続く道が続いています。

凝灰岩に取り残された町「ソヴァーナ」

山の谷間にたたずむ町は中世から時が止まったかのようです。太古の昔に噴火した火山によってできた土地柄、町全体が凝灰岩の黄土色をしていてとても雰囲気があります。町の喧噪からは遠く、のんびりとそぞろ歩きが似合う町です。
中世の時代に古代エトルリアの遺跡に沿って町が発展してできたと言われ、13世紀末にはローマの豪族オルシーニ家の支配下に、15世紀末にはソラーノやピティリアーノなどの近隣の町と同じく、町の中心街はシエナ人の手に落ちます。
シエナ共和国によって陥落されソヴァーナは16世紀中ごろにはメディチ家の手に渡り、そしてトスカーナ大公国(Granducato di Toscana)に吸収されることになります。

町は小さく、可愛らしい

町の中心はとても美しいプレトーリオ広場(Piazza del Pretorio)があります。その脇に12世紀から13世紀に建てられたサンタ・マリア教会(Santa Maria)があって、屋根の上には可愛らしい17世紀の鐘楼が見えるでしょう。教会の修復は2003年に大々的に行われたので、現在は当時の美しさがよ みがえりました。内部は3廊式で八角形の列柱によって区切られていて、ゴシック要素が少し入ったロマネスク様式となっています。
白い大理石と重厚な作りがとても美しく、正面には目につくのは8世紀から9世紀に作られたという大変古い祭壇です。

ソヴァーナの大聖堂は必見ですよ!

ソヴァーナに行ったら大聖堂を見るべきでしょう。間違いなく町でもっとも重要な建造物です。町の中心、住居地区から離れたところに位置していて、美 しい石畳を歩いて行くと杉林の合間から大きな姿が見えてきます。町の規模を考えるととても立派で、いかに当時のソヴァーナが宗教的な力が強かったかがわか ります。
現在あるソヴァーナの大聖堂は8、9世紀に建てられたと言われています。外部は町同様に土色の凝灰岩で出来ていて、内部は見事な大理石となっています。地下にはその当時の凝灰岩でできた祭壇室があり、大理石の付け柱が美しいです。
全体は修復を経てロマネスク様式が取り入れられていて、一部にはゴシックの雰囲気も見られます。
聖堂内にはブックショップ(お土産屋)もあってソヴァーナだけでなく、近郊のピティリアーノやソラーノ、サトゥルニア温泉、マレンマ地方の美しい絵はがきなどが購入できます。僕はここで地元のガイドブックを買いました。

ワイン、もちろん美味しいです!

町に行ったらぜひワインも味見してみましょう。小さな町なのでワインを味わえる店も少ないですが、数店のレストラン、バールがありますので、ぜひ楽しんでください。

スタッフ

イタリア在住者からのアドバイス 
公共交通機関で行くのは少々難しいピティリアーノ。オルヴィエートから美しいトスカーナの丘陵地帯を車でドライブしながら、美しい町を観光する個人ツアーを用意しております。食事も美味しい地元レストランをピックアップしています。詳しくは「ウンブリア州個人ツアー」をご覧下さい。
フィレンツェ拠点のアウトレット巡り、シエナ、ピサ、キャンティなど日帰り観光「トスカーナ・ツアー」もあります。  

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