ガリバルディ広場から北に進みます
ガリバルディ広場からアドリア海を右手に北方面に進むとラマ・モナキーレ橋(Ponte Lama Monachile)が前方に見えます。この橋のふもとの海側に広がる谷がラマ・モナキーレ(Lama Monachile)とカラ・ポルト海岸(Spiaggia Cala Porto)、反対側にはトライアーナ通り(Via Traiana)が続いています。
ラマ・モナキーレ (Lama Monachile)
ポリニャーノの町を代表する絶景ポイントです。「ラマ」(Lama)とは、自然現象で地層が分断された境目のこと。「ラマ・モナキーレは深い入り江となっている部分を指します。かつてはアザラシの一種である「地中海モンクアザラシ(イタリア語訳Foca Monaca/フォカ・モナカ)が生息していたことが科学的に証明されていたことから、この動物の名前にちなんで「ラマ・モナキーレ」と名づけられたそうです。いわば、「アザラシの谷」といったところでしょうか。
カラ・ポルト海岸 (Spiaggia Cala Porto)
ラマ・モナキーレの海への入口には「カラ・ポルト海岸」があります。切り立った岩の絶壁に囲まれた峡谷に位置し、白い砂浜と透き通ったエメラルドグリーンに輝く海水からなる入り江です。高さ20mをはるかに超える岩礁に乗っているこの町を目の当たりに見ることができます。とりわけ夏は海水浴や夕涼みを楽しむ人たちで大変にぎわいます。
トライアーナ通り (Via Traiana)
かつてはローマ帝国へ通ずる重要な街道のひとつでした。最初のページでも少々ご紹介しましたが、ベネヴェント(Benevento)とブリンディシ(Brindisi)間を繋ぐ「アッピア・トライアーナ街道」と名づけられていました。ポリニャーノは古代ローマ人と近東諸国との商取引における重要な拠点だったそうです。トライアーナ通りは見学可能です。一歩足を踏み入れると時代の息吹を感じられます。ぜひ散策してみましょう!
ラマ・モナキーレ橋 (Ponte Lama Monachile)
古代ローマ帝国とブリンディシの港をつなぐトライアーナ通りに架けられたのが、ラマ・モナキーレ橋です。この橋はブルボン家による支配時代に建設されました。ポリニャーノの町を南北に走る主要道路Via Pompeo Sarnelli(ポンペオ・サルネッリ通り)となっています。
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ラマ・モナキーレの基本情報
名称 | Lama Monachile(ラマ・モナキーレ) |
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おすすめ | |
住所 | Via S. Vito, 70044 ポリニャーノ・ア・マーレ |
行き方 | Via Comite Fanelliの先、行き止まりがラマ・モナキーレの海入り口です。 その東側ポルト通りに行くと、ラマ・モナキーレを見下ろせる絶景ポイントに到着します。 |
その他 |
イタリア在住者からのアドバイス
ラマ・モナキーレ橋まで来たら、見学ポイント「ドメニコ・モドゥンニョの銅像」まで徒歩3分ほどです。ぜひお立ち寄りください!海岸沿いルンゴマーレを一望できるレストランも沢山ありますよ。イタリア在住:アーモスタッフ スタッフ一覧