チンクエテッレで一番大きい東の町リオマッジョーレ
リオマッジョーレ(Riomaggiore)はチンクエテッレの5つの村の一番東に位置していて、最も住人の多い町です。多いといっても1,700名程度ですので十分に小さくのんびりと過ごせます。1900年初頭には3,500人の住人がいたのですが、ここ100年で半数となっています。チンクエテッレすべての町に共通した問題で、小さい町で交通の便も悪く、仕事も少ないため過疎化が進んでいます。またリゾート地として人気になったため物価の急騰とともに、土地を売る人も多かったのでしょう。
愛の小道はマナローラから行けます
愛の小道(Via dell’Amore)はリオマッジョーレから隣町のマナローラを結ぶ海岸遊歩道です。ラ・スペツィアから電車で来てリオマッジョーレ側から入る人が多いようです。愛の小道はとても歩きやすく、眺めが素晴らしいのでぜひ歩きましょう。チンクエテッレ・カードがあれば入館無料です。
町は丘の斜面に張り付いています
駅から愛の小道と逆側にトンネルが続いていて、町のメイン通り「Via Colombo」に到着します。コロンボ通りは南が港に繋がっていてます。その手前が「ヴィニャイオロ広場(Piazza del Vignaiolo)」。逆に北側へ進むと町の上へと登っていけます。リオマッジョーレの町も丘の斜面に広がっているので体力に自信ある人は挑戦してみましょう。眺めが大変良いです。一応エレベーターもありますが、運行しているかはわかりませんでした。町の上には美しいサン・ジョヴァンニ教会(San Giovanni Battista)があります。
意外とお店のあるメイン通り
ヴェルナッツァほどではないですが、リオマッジョーレのメイン通りにもお店があります。レストランも数軒あるので困らないでしょう。
愛の小道で入りました
2009年10月、モンテロッソに宿泊してチンクエテッレの5つの町を散策しました。このリオマッジョーレへは隣のマナローラから愛の小道で入りました。チンクエテッレはどの町も可愛くて楽しいです。治安も良いですし夕食ものんびりと楽しみました。イタリア在住:堂 剛 スタッフ一覧