在イタリア日本国大使館より、『住居賃貸契約を装った詐欺についての注意喚起』の連絡がありました
被害事例の概要
- 犯人は家主や仲介者を装い、インターネットサイト上に実在するかのような物件情報や写真を提示して信用を得ようとする。
- 邦人向けの海外生活掲示板サイトに、在留邦人を装って投稿し、パスポートなどの身分証明書の写真をメールで送付して信用を得る手口も確認されている。
- オンライン上で偽の契約書を交わし、保証金や家賃の前払いを要求する。
- 送金後に連絡が途絶え、実際には物件が存在しない、あるいは他人の所有物件であり入居できないことが判明する。
- 他の不動産業者が管理する物件のキーボックス暗証番号を伝え、被害者に単独で内見させる悪質な手口も存在する。
詐欺を疑うべき特徴
- 物件の条件(立地・設備・価格)が著しく好条件である。
- 家主や仲介者が「海外にいる」「会えない」などの理由で面会を避ける。
- 連絡先が個人メールのみ、あるいは電話での連絡が取りにくい。
- 契約前の内見が認められず、送金のみを求められる。
- 送金先口座がイタリアのIBAN(IT~)ではなく、外国口座のIBANが使用されている。
被害を防ぐために
- オンラインで契約のやりとりをする際には、常に詐欺の可能性を念頭に置き、慎重に対応する。
- メールやチャットのやりとりだけで契約を完結させず、契約前に家主や仲介者と直接会い、物件の内見を行う。
- 少しでも不審な点がある場合には、家主等と面談した後に保証金等を送金する旨を伝え、十分な確認が取れるまでは送金を行わない。
友人も同様の手口で詐欺被害に遭いました
実際に私の知人も同様の手口で詐欺被害に遭いました。
その時の手口は以下の通り
- Airbnbで3ヶ月滞在の物件を見つけ予約する。GoogleMapで物件の場所も確認済
- その後、Airbnb上のチャットで大家から連絡が来る
- 大家曰く「チェックイン希望日は海外旅行中のため、事前に鍵を郵送したい。ただし事前に鍵を渡すのだから、支払いが必要。銀行振込を確認後にアパートの鍵を送る」
- チャットで通知されたIBANに送金
- その後、連絡が途絶え、現地に行ってみるも、住所は見つかるが、賃貸物件ではない。
- イタリアにて警察に被害届を出すが、お金などは帰ってこない。
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