聖フランチェスコ・ディ・アッシジ教会

シンプルなゴシック様式の教会（Chiesa di S. Francesco di Assisi）

元々は、1200年の半ばに建てられたこの教会。メッシーナでは二番目に大きい教会です。この街のメイン通りの一つであるボッチェッタ通り（Viale Boccetta）に位置します。
パレルモやカターニアにも同名の教会が存在します。教会内部にある聖女マリアの銀の小像のために純潔のマリア教会（Chiesa dell’Immacolata）とも呼ばれています。大震災や火災によって崩壊した後、何度も再建が繰り返されてきました。教会内にはたくさんのメッシーナ著名人が埋葬されています。

この教会の最も珍しい点は、教会の地面が他の建物に比べて低いこと。教会が大震災で全壊してしまった後、祭壇の後方部分楕円形の奥室アプシスだけは残されていました。それに合わせて残りの部分を再建した為、この教会は当時と同じ地表に建てられました。逆に周辺のその他の建物は崩壊後、その更に上に道や建物を再建したのでこの教会に比べて地表が高くなっています。

聖フランチェスコ・ディ・アッシジ教会の基本情報