サルデーニャ島について

サルデーニャ島の美しい海と町並み サルデーニャ島
サルデーニャ島の美しい海と町並み
サルデーニャ島

サルデーニャの概要

イタリア人及びヨーロッパに住む人々の夏のバカンス地として有名なイタリア・サルデーニャ島。でも、サルデーニャの魅力は、エメラルド色に輝く美しいビーチだけではありません。イタリア本土よりも地質学的に古い大地のため、驚くような自然の景観を楽しむことができます。またサルデーニャ島は地中海の真ん中に位置するため、先史時代から様々な民族の影響を受けてきたと同時に、独自の文化をはぐくんできました。たとえば、未だに謎に満ちた3000年以上前に建てられたヌラーゲ。サルデーニャ島には7000以上のヌラーゲがありますが、ヌラーゲは世界中でもサルデーニャ島だけの建造物なのです。

サルデーニャのみどころ、おすすめ

ラ・マッダレーナ諸島のクルージング

イタリア人やヨーロッパの人々、そして世界中のVIPや著名人のが夏のバカンスシーズンをサルデーニャで過ごす最大の目的は、ビーチでのんびりしたり、ヨットクルーズをしたりと海を楽しむことです。サルデーニャには、たくさんの美しいビーチがありますが、その中でもおすすめは、サルデーニャ島北東部のラ・マッダレーナ諸島の一日クルーズ。花崗岩に囲まれたエメラルドグリーンの海の色は、サルデーニャ島の中で、最も美しい風景のひとつです。プライベートヨットツアーなども手配いたします。お問い合わせお待ちしております。

サルデーニャで海で泳げる季節は、年にもよりますが、6月から9月中旬までです。

サルデーニャ島のラ・マッダレーナ諸島
ラ・マッダレーナの透き通る海はまるで船が宙に浮かんでいるようです。

トレッキングやハイキング

海よりも、山が好きという方には、サルデーニャでのトレッキングやハイキングもおすすめいたします。サルデーニャには驚くような眺めのトレッキング、ハイキングスポットがたくさんあります。一歩、自然の中へ足を踏み入れると、マッキア・メディテラーネアと呼ばれる地中海の植物や木々、花の香りに包まれ、心の底からリラックスします。

サルデーニャ島でトレッキング
トレッキングでは、海と山がすぐ近くにあるサルデーニャ島ならではの景色が楽しめます。子供も歩けるコースもありますよ。

ヌラーゲ遺跡(Nuraghe)

サルデーニャについて、もっとよく知りたいという方には、数千年前に遡る先史時代の遺跡巡りをおすすめいたします。サルデーニャ島を代表する遺跡としては、まず、ヌラーゲ遺跡が挙げられます。ヌラーゲとは、およそ3500年前から3000年前にかけて建てられたサルデーニャ島だけに存在する建造物。サルデーニャ島には、7000から8000のヌラーゲがあります。そして、ヌラーゲが建てられたのとほぼ同時期につくられたポッツォ・サクロ(聖なる井戸)や、巨人の墓、さらには、5000年から6000年前のドームス・デ・ヤ―ナスも見逃せません。

サルデーニャ島のヌラーゲ遺跡
スー・ヌラージ・ディ・バルーミニは、1997年にユネスコ世界遺産に登録されたヌラーゲ考古遺跡。 紀元前1500年ごろから建設され3層のタワーになっているのが特徴です。

ロマネスク教会と村めぐり

サルデーニャには、素朴なロマネスク教会が点在しています。ロマネスク教会を訪れながら、サルデーニャの小さな村々を巡るのはいかがでしょうか?

カーニバル

サルデーニャ島の独特なカーニバルを見学して、サルデーニャ島の多様な文化を見ることも興味深い体験となると思います。

サルデーニャ島のカーニバル
マムトネスの黒い仮面で有名なマモイアーダ村のカーニバル。特有のステップを踏みながら進むスフィラータ(行列)は、サルデーニャ島の中でも独特です。太古の時代に遡ると言われています。

サルデーニャを旅行するのはどの季節がいい?

海で泳ぐことが目的の場合は、6月から9月。7月から8月はハイシーズンで、イタリア本土、そしてヨーロッパからのバカンス客でとても混雑します。地中海性気候のため、夏は乾燥し、ほぼ雨は降りませんが、9月頃からは雨の日もあります。

人混みが苦手な方や海で泳ぐことには興味がない方は、7月、8月以外のシーズンがおすすめです。

冬は湿度が高いのですが、丘陵地帯の気温は東京と同じくらいで、平野部は東京よりややや高めです。標高の高い場所では冬には雪が降る日もあります。海沿いのホテルやレストランは、夏のみの営業のところも多いため、シーズンオフの秋冬にサルデーニャ旅行をされる方は、より綿密な計画を立てられることをおすすめいたします。

また、サルデーニャ島は、地中海でシチリア島に次いで2番目に大きな島です。面積は、四国よりやや大きめの2万4千平方キロメートル。サルデーニャに初めていらした方々は皆、サルデーニャ島がこんなに大きいとは思わなかったとおっしゃいます。少しゆったり目のスケジュールを組まれることをおすすめいたします。

サルデーニャの料理

海のイメージが強いサルデーニャ島ですので、魚料理がメインかと思われがちですが、歴史的に、沿岸部は外の民族からの襲撃があったため、サルデーニャの人々は海の近くよりも、どちらかというと内陸に住んでいる時代が長く続きました。そのため、サルデーニャ島の伝統的な料理は肉料理が多いのが特徴です。サルデーニャの名物料理に代表されるポルチェット(子豚の丸焼き)やペコリーノサルドDOP(チーズ)も是非、お試しください。

でも、美しい海を見るとやはりシーフードが食べたくなります。海沿いのレストランや海の近くの町のレストランには、おいしい魚料理専門のレストランが数多くあります。これから少しずつ、サルデーニャのおすすめレストランも紹介していきたいと思います。

サルデーニャ島の伝統パスタ「クルルジョネス」
サルデーニャ島の伝統パスタ「クルルジョネス」。ラビオリの中にはじゃがいも、チーズ、ミントが入っています。

サルデーニャ・ワイン

もちろん、サルデーニャワインもかかせません。数千年前からブドウ栽培が行われてきたサルデーニャ島は、ワイン作りに適した土地です。花崗岩質の土地から生まれるミネラル豊富な白ワイン、ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラDOCG、赤ワインならば、カンノナウ・ディ・サルデーニャDOCをはじめ、カリニャーノ、ボヴァーレ、カニュラーリ、ヌラーグス、アルヴィジオナードゥ、ヴェルナッチャ・ディ・オリスターノ、グラナッツァなどの土着品種のワインを試してみてはいかがでしょうか?

サルデーニャワイナリーツアーも行っております。お問い合わせ、お待ちしております。

サルデーニャ島のワイン
日本ではあまり知られていませんが、サルデーニャ島はワインも有名です。貴重な土着品種のワインをお楽しみください。

サルデーニャ島の専用車が手配できます

日本から運転手付き専用車・貸し切りタクシーを手配できます。特に交通機関の不自由なサルデーニャでは移動手段の確保が大切です。サルデーニャ在住の日本人ガイドがすべてをお手伝いします。安心で安全なご旅行を。日本語でお問い合わせください。

専用車のお問合わせ
メールでのお問合せはinfo@amoitalia.comまで
スタッフ

イタリア在住者からのアドバイス 

2004年からサルデーニャ島在住。2016年にサルデーニャ州公認観光ガイドライセンス取得。 様々な魅力のあるサルデーニャ島での現地ガイド、コーディネート、アテンドのお問い合わせをお待ちしております。 

サルデーニャ島在住:加藤 佐和子 スタッフ一覧

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