チヴィタは橋を渡った先のチヴィタ村内と、手前のバーニョレッジョの2箇所にホテルがあります。チヴィタ村内は完全に隔離された場所で、自力で200メートルの橋を渡らなくてはなりません。陸の孤島の中で泊まるのは格別の気分です。
一方、手前のバーニョレッジョの宿泊は橋移動がない分、荷物があっても楽です。また外から美しいチヴィタが見られる利点もあります。
初めてのチヴィタとオルヴィエート旅行で、チヴィタ村内に宿泊してみました。スーツケースなど大きな荷物はローマのホテルに預け、1泊分の荷物をリュックに詰めての小旅行。写真で見ていたチヴィタの風景が目の前に広がるのは感動でした。村はとても静かで、美しい景色を独り占めできました。海外旅行でもっとも思い出に残る一日になりました。(2016年4月)
アーモイタリアからのアドバイス
チヴィタへ行くのには車と長い橋があるので、オルビエートに宿泊してチヴィタを観光するのがおすすめです。チヴィタにはお店もないので夜も寂しく、食事する場所も十分に注意しましょう。でも一度経験として宿泊したいのであれば「あり」でしょう。
コルテ・デッラ・マエスタ・アンティカ・レジデンツァ
Corte della Maestà Antica Residenza(チヴィタ村内)
チヴィタの中でもっとも美しい宿泊施設がこちらです。天空の町チヴィタで思い出を作るならこのレジデンスに泊まるのがベストでしょう。建物内の装飾品はヨーロッパにあるハイセンスで、泊まってみるとまさに映画の世界のようです。バスタブ付き、バルコニー付きの部屋があって2泊でも3泊でも泊まりたくなるでしょう。無料WiFiもあります。
B&B ラ・ポリニア
B&B La Polinnia(チヴィタ手前)
チヴィタの橋を渡る手前の町「バーニョレッジョ」のB&Bで人気の宿泊施設の一つです。美しくて清潔な部屋、広い寝室、シャワーも申し分ないです。バス停からも遠くなくて歩いて行けます。オーナー夫婦もとても感じが良く、居心地の良いB&Bです。
オルビエートのホテル
通常はチヴィタに行く場合はオルビエートに宿泊するのが一番です。オルビエートはイタリア人も感動する美しい町、日本なら日光や鎌倉というイメージです。オルビエートの町にはお土産店も豊富ですし、「Trattoria La Palomba」のような美味しいレストランもたくさん見つかります。