サンマリノ共和国について

サンマリノ共和国
世界で5番目に小さく、世界最古の共和国

サンマリノ共和国は世界で5番目に小さく、世界最古の共和国です

サンマリノ共和国(Serenissima Repubblica di San Marino)はイタリア国内の中北部、エミリア・ロマーニャ州のリミニ県とマルケ州のペーザロ・ウルビーノ県との間にあり、世界で5番目に小さい共和制 国家です。面積は約61平方キロメートルで、およそ山手線の内側と同じ大きさです。人口は約3万人。サンマリノ共和国は世界最古の共和国であり、4世紀に ローマ帝国によるキリスト教迫害から逃れてきた石工職人のマリヌスが、現在のサンマリノがあるティターノ山に登り、潜伏した事が起源とされています。この ようにとても古い歴史を持つサンマリノ共和国は、様々な侵略を逃れて1700年もの間、独立国として存在してきました。それはなぜかと言うと、標高700 メートルの山の頂上に要塞があったためと言われています。そのような理由から、城砦をはじめとする全ての歴史的建造物は当時のまま残っており、2008年 にはサンマリノ旧市街がユネスコの世界遺産に登録されました。
大きな地図で見る

年間300万人以上の観光客が訪れる秘密とは?

サンマリノ共和国の国内総生産(GDP)は半分以上を観光産業が占めています。中世からの面影をそのまま残す町のたたずまい、現存する歴史的建造物 はとても素晴らしいのですが、サンマリノ共和国の魅力はそれだけではありません。まず独自に発行される記念切手。これはコレクターの間で注目されていま す。

次にユーロコイン。サンマリノ共和国もユーロコインを発行する権利を持っているのですが、他の国に比べて発行量がはるかに少ないのです。なかなかお 目にかかる事が少ないサンマリノコインですが、運が良ければ、お買いもののお釣りの中に、サンマリノコインが混ざっているかも知れません(一度経験あ り!)。もう一つの理由は、消費税がないこと。ヨーロッパ諸国では、消費税20%や25%が当たり前なのです。しかしサンマリノ共和国には消費税が存在し ないので、イタリア人をはじめ、ヨーロッパの各地から観光を兼ねて買い物にやってきます。

このように、小さな独立国であるサンマリノ共和国は、独自の方法で国を繁栄させてきたのです。

F1レースの名門、サンマリノGPが開催されていました

サンマリノ共和国がよく知られるもう一つの理由があります。それはサンマリノGP。F-1レースに興味がない人には馴染みがないかもしれませんが、 F-1レースファンにとっては伝説のサーキット。かつての有名レーサー、アイルトン・セナが事故死した事でも知られています。サンマリノGPと呼ばれてい ましたが、実際にレースが行われていたのはイモラという近くの町でした。イタリア国内では、もう一つモンザというイタリア北部の都市でF-1レースが開催 されています。しかしF-1レースには一カ国一開催という決まりがあり、サンマリノGPは例外的に認められていたのですが、事故が多発していた事も影響 し、2006年を最後にサンマリノGPは開催されなくなりました。しかしサンマリノGPは数々の名勝負を生み出したサーキットとして知られ、今でも多くの ファンの心に残っています。

どうして裁判官は外国人?などなどサンマリノ豆知識をこっそりお教えします

人口約3万人というサンマリノ共和国。いわば日本にある一つの町が共和国になったようなものなのですが、皆が顔見知りのために公平な判断が出来ない という理由から、サンマリノ共和国の裁判官は全員外国人なのです。また、日本は長寿国ランキング第1位の国として有名ですが、サンマリノ共和国も負けては いません。2005年には男性の平均寿命が日本を抜いて第1位の80歳!女性は83歳で世界第3位となりました。サンマリノ共和国のお年寄り達は本当に明 るくて活動的。あるおばあさんに長生きの秘訣を聞いた所、「くよくよ悩まないで、いつも笑っている事よ!」と教えてくれました。

スタッフ

在住者からのアドバイス 
中世ヨーロッパの名残は色濃く残っていますが、少し観光地化しています。坂道が多いので、歩きやすい靴で来られる事をお勧めします。 

 モデナ在住 星畑 聡子 スタッフ一覧

サンマリノ共和国のホテル

Booking.com