Ristorante Paris(リストランテ・パリス)

Ristorante Paris in Rome
店の外にもたくさんテーブルが並べられ、街並みを眺めながらキャンドルの明かりで食事ができます。黄色い明りに照らされたトラステベレの風景はいつまでも心に残る思い出となるでしょう。より寛げるソファもあります。

Ristorante Paris in Rome
レストランの入るパレスには小さくて伝統を感じる看板が付いています。「RISTORANTE PARIS DI DARIO CAPPELLANTI」と書いてあります。

Ristorante Paris in Rome
開店直前の店内。早すぎたためまだお客はいません。インテリアや小物は何となく年代を感じさせるものが多く、奥の一角には暖炉もあります。初めて訪れてもなぜか懐かしさをおぼえるようなリストランテです。

Ristorante Paris in Rome
アンティパスト”ルッコラとエビのサラダ Rughetta Pachino e Gamberi”。山盛りのルッコラとプリプリのエビがたくさん入ったサラダに、オリーブオイルとバルサミコ酢がたっぷりかかっていてヘルシーです。

Ristorante Paris in Rome
プリモピアット”アルジッラのミネストラ Minestra d'Arzilla”。アルジッラとは魚の種類で、これはローマの郷土料理になります。ほぐした魚の身とパスタがたっぷり入った、食べるとホッとするようなメニューです。

Ristorante Paris in Rome
初代のダリオさんがここに飲食店を開いたのは120年前というだけあって、建物の造りはなかなかいい感じに年代を感じさせます。特に天井は木製格天井で味があります。鋳物のシャンデリアも雰囲気にマッチしています。

4.5stars Parisはトラステベレという歴史のある地区にあります。この地区は古き良きイタリアの下町の風情が残っていて、自動車一台が通れるか通れないかの石畳の路地がたくさんあります。かなり入り組んでいますがこのリストランテは比較的わかりやすい位置にあると言ってよく、サンタ・マリア・イン・トラステベレ教会近くの広場に面しています。レストランの中もアンティークなインテリアになっていてローマの郷土料理が食べられます。
雰囲気 4stars
値段 4stars
総合 4stars

17世紀の建物を利用したリストランテ

ローマの歴史地区の中心でもある、サンタ・マリア・イン・トラステベレ広場から30メートルの所に位置する17世紀の建物の中にあるこのリストランテでは、たくさんあるメニューの中から、新鮮な魚や季節の初物野菜をベースにしたローマの伝統料理を食べることができます。店内は3つの部屋に分かれており、クラッシックな内装となっています。服装はカジュアルでも大丈夫です。お料理に合わせたワインをチョイスできるようワインもたくさん揃えてあり、地下にはワインの貯蔵庫もあります。

ローマ料理は伝え受け継がれてきたもの

このリストランテの歴史は1890年まで遡ります。家族で受け継がれてきたこのお店を始めたのはダリオ・パリスさん。そしてその後息子さん、そのまた息子さんと引き継がれ、現在のオーナーになったのは1958年。当時は冗談で「2000年まで続くように!」と言っていたそう。料理はまさに一家のおふくろの味そのままと言ってもいいでしょう。厨房でお母さんの味を息子の嫁が習いそれをまた息子の嫁に伝えていく、そうやってこのお店は続いてきたそうです。

お勧めのミネストラを白ワインと一緒に

プリモピアットのお勧めはミネストラ(パスタ、野菜、豆などの具の入ったスープ)。ローマに住む友人のイタリア人お勧めの”アルジッラのミネストラ”はローマの郷土料理で、ゆでた魚の身をほ ぐし、小さな角型パスタと野菜をスープで煮たもの。やわらかな白身魚がたくさん入っていてとても美味しい私のいちおしの一品です。他にもパスタとヒヨコマメのミネストラもあります。これらのミネストラと合わせてオーダ−したいのは白 ワインでしょう。それに続いてフリット(揚げ物)。チーズとアンチョビをかぼちゃの花に詰めたもの、モッツアレッラチーズ、ポテトコロッケ、ヒダラの切り 身、カルチョーフィなどを揚げ物にしたものもローマ料理。オイルは消化が良いように毎回変えて調理されるのでしつこくないでしょう。

カメリエーレ(ウエイター)は必要以上に客と話すタイプではありませんでしたが、ローマの伝統料理についてあれこれ質問する私にできるだけ多くのことを教えてくれようとした態度が好印象でした。

ローマ伝統料理のルーツはユダヤ料理

昔からある本当のローマ伝統料理は、他のどの土地でもそうだったように、当時はみな貧しくそれゆえにいろいろ工夫して食材を無駄なく使う知恵から生まれたそう。それもほとんどがローマにいたユダヤ人の料理から広まったもので、ユダヤ風カルチョーフィ(処理したアーティチョークを油で揚げたもの)はその典型です。具がチーズとコショウだけのスパゲッティ・カチョ・エ・ペペ、日本でも有名なスパゲッティ・カルボナーラ、トマトソースとベーコンのパスタ・アマトリチャーナなどもローマの郷土料理です。

小さな広場に面した外の席で食事を楽しむ

イタリアのほとんどのリストランテがそうであるように、ここもやはり店の外にテーブルが並べられ景色を見ながら食事を楽しむことができます。真冬は ちょっときびしいかもしれませんが、その他の季節は外のテーブルで道行く人々を眺めながらゆっくりワインを飲むのは最高に贅沢なひと時でしょう。イタリア では夏でもエアコンの効いた店内のテーブルより外の席の方が良い席だとされていて、暑い外の席に空きがない時に仕方なく涼しい中の席に座るという具合です。屋外で自然の風に当りながらの食事が一番美味しいという考え方が素敵ですね。

”下町”トラステベレという場所はとても風情があり、昔はリストランテの値段も下町値段でしたが、現在ではたくさんのリストランテがチェントロ(中心街)値段に変わりつつあります。ここもそのうちの一つですが、ゆっくりと流れる時間の中、古き良きローマの雰囲気を味わいながら、時間を巻き戻したように昔の人も食べていた郷土料理を食べられるという点では少し高めのプライスも納得できると思います。

【元ローマ在住・古川 真由美】スタッフスタッフ一覧を見る

メニュー(2013年1月現在)
チャージ
サービス料
1名3ユーロ
Antipasto
前菜
Prosciutto(生ハム)11ユーロ、Saute' di Cozze(ムール貝のソテー)9ユーロ、Rughetta Pachino e Gamberi(ルッコラとエビのサラダ)15ユーロ、Crudo di Pesce Misto(海の幸のマリネ)23ユーロ
Primi piatti
パスタ
Pasta e Ceci(パスタとヒヨコマメのミネストラ)12ユーロ、Spaghetti Cacio e Pepe(チーズとコショウのスパゲッティ)11ユーロ、Rigatoni all'Amatriciana (ベーコンとトマトソースの穴あきパスタ)11ユーロ、Rigatoni alla Carbonara (カルボナーラ)11ユーロ、Minestra d'Arzilla(魚と角型パスタのスープ)12ユーロ、Fettuccine al Rag_ di Carne(ミートソースの平打ちパスタ)13ユーロ
Carne
肉料理
Carpaccio di Manzo(牛肉のカルパッチョ)15ユーロ、Bistecca di Manzo(牛肉のステーキ)15ユーロ、 Polpette di Vitella Fritte(子牛の肉団子)16ユーロ、Pollo alla romana(チキンのローマ風)16ユーロ、Fritto di Calamari e Gamberi(いかとエビの揚げ物)17ユーロ、Carciofi Giudia(アーティチョークの揚げ物)13ユーロ, Filetti di Baccal_(ヒダラの揚げ物)15ユーロ、Fritto Misto Vegetale(野菜のフリット)17ユーロ
Contorni
付け合わせ
Misto di Formaggi(チーズの盛り合わせ)14ユーロ、Puntarelle((in stagione)プンタレッラ(時期による))8ユーロ、Funghi Porcini((in stagione)ポルチーニきのこ(時期による))19ユーロ
Dolci
デザート
Dolci della Casa(オリジナルデザート)7ユーロ、Frutta in stagione(季節のフルーツ)6ユーロ、Palle di Ricotta Fritte (リコッタチーズ揚げ)8ユーロ
Vini e Bevande
ワイン、ドリンク
Vino della Casa(ハウスワイン)4.5ユーロ/グラス・13ユーロ/ボトル、
Acqua Minerale(ミネラルウオーター)3ユーロ/ボトル、
ワイン100本以上

店名 Ristorante Paris(リストランテ・パリス)
住所 Piazza S.Calisto, 7a - 00184 Roma - Italy
行き方 トラム8番/バスH,170 Piazza Sidney Sonnino下車。徒歩約8分
電話番号 Tel.&Fax +39 06.5815378
定休日 日曜日夜、月曜日
営業時間 12:30〜15:00 / 19:45〜23:00
予算 1人35〜55ユーロ
サイト http://www.ristoranteparis.com/
地図
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