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サン・ゼーノ教会(Basilica di San Zeno)

Verona Basilica di San Zeno
サン・ゼーノ教会内部。ベローナ産のピンクの大理石を使われています。典型的な素朴なロマネスク様式内部です

Verona Basilica di San Zeno
正面玄関内部の48枚のブロンズ製のレリーフ。イエスの生涯,旧約聖書,聖ゼーノの起こした奇跡などが表現されています

Verona Basilica di San Zeno
微笑む聖ゼーノ像

ベローナの守護聖人「聖ゼーノ」

その昔4世紀のベローナの8代目の司教ゼーノが亡くなった時に町の外れのこの地にお墓と彼を奉った小さな教会が建てられました。聖ゼーノはベローナの守護聖人です。現在ある建築物は1138年に3度目に造り直されたものです。北イタリアのロマネスク建築を代表する重要な建築物です。その後何度もの修復、補足をして1398年に完成しました。内部は15,16,17世紀に時代と共に新礼拝堂が造られて今日になります。

ファサードの見どころ

  • バラ窓 (幸運の車両)12世紀末 ブリオロート作。12時の所に立っている人がいます。4時の所に転んだ人がいます。6時にの所に起き上がっている人がいます。「七転び八起き」ですね。
  • 柱廊式小玄関両サイドの彫刻は、左側がグリエルモ作「イエスの生涯」、「騎士の決闘」、右側がニコロ巨匠作「創世期」、「ゴート族のテオドリック王の狩」素晴らしい彫刻です。
  • 柱廊式小玄関上の半円中のレリーフ「悪を踏み倒す聖ゼーノを中心に貴族と市民」は、12世紀の自由都市になったベローナの封建主義時代の終わりを示しているのでしょう。これらのレリーフを見ながら字を読めない人々が宗教をはじめ色々な事を学ぶ方法だったのですね。

内部の見どころ

  • 48枚のブロンズ製レリーフのドアが正面玄関の裏側にあります。昔は外側に玄関ドアとしてあったのですが、保存の関係で室内に置かれるようになりました。11世紀頃の作者不明の作品です。左右の作者が違うのがわかります。
  • 中央祭壇には素晴らしいマンテンニャ作の「聖母マリアと諸聖人達」があります。1457-9年に完成しました。この祭壇画は当時のベローナの画家の間でルネサンス様式の見本になった重要な絵になります。
  • 「微笑むゼーノ聖人」像は中央祭壇の左にあります。聖ゼーノは釣り好きのモーリシャス島出身の黒人であったと言われています。
  • 身廊の右側の壁には、初代のフレスコ画から、奥行きの出てきているゴシック様式で描かれた「聖母マリアとイエス」がいくつかあります。
  • 天井は見事な木造の船底形。クリプタ(地下霊骨所)には、歴代のベローナの司教達のお墓、聖ゼーノの聖遺骨がガラスの箱の中に横たわってます。
ベローナ在住黒崎治子
在住者からのアドバイス

教会内部に左側から入って右の壁に作者不明の15世紀初期のフレスコ画「最後の晩餐」があります。レオナルド・ダヴィンチのミラノにある有名な「最後の晩餐」よりはるか前に描かれてます。絵画のテクニック、技術の違いが感じられます。

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施設名 Basilica di San Zeno(サン・ゼーノ教会)
住所 Piazza San Zeno, 2, 37123 Verona
電話番号 +39 045 800 6120
休館日 なし
開館時間 冬季(11月〜2月)月〜土 10:00〜13:00 13:30〜17:00/日祝日 12:30〜17:00
夏季(3月〜10月)月〜土 8:30〜18:00/日祝日 12:30〜18:00
入館料 2.5ユーロ(Verona Card保有者は無料)
公式サイト http://www.basilicasanzeno.it/
地図



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