国立映画博物館とラ・モーレ(Museo Nazionale del Cinema & Mole Antonelliana)

Mole Antonelliana in Turin
トリノのシンボル、ラ・モーレ・アントネッリアーナの塔

Museo Nazionale del Cinema in Torino
ごく初期のアニメーション。レベル+5

Museo Nazionale del Cinema in Torino
館内にあるモロク神(Moloch)の像。イタリア映画史上最高の成功作ともよばれる1914年制作のサイレント映画「カビリア cabiria」で使用された。

Museo Nazionale del Cinema in Torino
レベル+10、こんな快適なシートに寝転がって、テンプルホール内スクリーンで3種類の映画が鑑賞できます。寝てしまいそう?

Museo Nazionale del Cinema in Torino
館内ディスプレー

Museo Nazionale del Cinema in Torino
レベル+10、テンプルホールのスクリーンと、レベル+18のポスターギャラリー、最上階+25は映画とテレビの展示

Museo Nazionale del Cinema in Torino
螺旋階段付近にある等身大の「エイリアン」

Museo Nazionale del Cinema in Torino
SF映画のセット。レベル+10

Museo Nazionale del Cinema in Torino
冷蔵庫の中には、映画のスクリーンと世にも不思議な椅子が・・・ここに座って映画を見たい?

Museo Nazionale del Cinema in Torino
ハリーポッターと記念撮影(出口付近、お土産コーナー)

Museo Nazionale del Cinema in Torino
パーソナルモニターで映画を見ながら軽食を。博物館内のおしゃれなカフェ。

Museo Nazionale del Cinema in Torino
こんなお土産もあります

国立映画博物館

ここは博物館というよりも映画のテーマパークと言った方がしっくりくる。大人も子供も、映画を知っていてもいなくても、この国立映画博物館(Museo Nazionale del Cinema)に一歩足を踏み入れれば、あなたは映画探検家にも、劇作家にも、大俳優にも、そしてもちろん観客にもなれる!

国立映画博物館は世界でも有数の映画関連のコレクションを誇り、また科学的、学術的な面からの映画分析も行うことができる場所。

そしてなんといっても例がないのは、この博物館の建物。それはトリノのシンボル「ラ・モーレ(La Mole)」の塔の内部にある点だ。吹き抜けになった塔の内部には、フランソワーズ・コンフィーノが才能と想像力を駆使してつくりあげた空間が広がっている。

ラ・モーレの塔の歴史

トリノのシンボル、ラ・モーレの塔は正式にはモーレ・アントネッリアーナ(Mole Antonelliana)という。これはこの塔の建築家アレッサンドロ・アントネッリにちなんでつけられた名前だ。もともとこの建物は、ユダヤ教のシナゴーグとなるべく建設が始まったのだが(1878年)、建設中に国によって買い上げられ、統一イタリアの王、ヴィットリオ・エマヌエレII世に捧げられるに至った。建設された当初は167.5mの高さで、これは当時のヨーロッパ一高い建物であった。

ところが、1953年のトルネードを伴った大嵐が、塔の先端47mを吹き飛ばしてしまう。尖塔部分にあった天使の像が星に変わって再構築されたのは1961年だった。

市内の別の場所に置かれていた映画博物館がラ・モーレの塔の内部に引越したのは2000年。完成した博物館は、画像と創作の世界とともに観客の映画を見る感動をも、塔の内部空間に実現したのである。

展望台エレベーター

これは1961年のイタリア統一100周年の際に塔に設置されたもので、現在はラ・モーレ上部85mの地点まで上がることができる。そこからはトリノ市の全景を見渡すことができる。天気の良い日には、そびえ立つアルプスの山々の頂きが望める。

博物館のみどころ

博物館は階層ではなくレベル(+5、+10など)によって分かれる。
日本語の解説・パンフレットがないので、以下詳細に説明しておきます。

レベル+5 映画考古学

入ってすぐの映像世界の様々な発見や、視覚効果を使った実験などができるセクション。科学博物館のようなところだ。活動写真の発明者エジソンと、映画撮影技術を発明したルミエール兄弟の功績も紹介されている。暗幕劇場、カメラの原型「暗箱」、立体鏡、魔法のランタン、活動写真映写機、映写機などでは、実際に自分の姿を写したりして、遊んで学べる。

レベル+10 テンプルホール

この博物館の心臓部。塔の内部の吹き抜けになったホールとその周囲にある映画の歴史、アニメーション、不条理、ホラー、ファンタジー映画、映画と鏡、ウエスタン、ミュージカル、SF映画のセットの中を大俳優気分で歩くことができる。
ホールに設置されたステレオ付きの椅子では、巨大スクリーンに写される3種類の映画を観賞できる。時々館内は暗転し、塔のクーポラ内部を利用した短時間の映像映写も行われる。

レベル+10 螺旋階段と特別展示

テンプルホールから螺旋階段を上がると、クーポラ屋根の内側をぐるりと回るギャラリーに出る。ここでは特別展示を行っている。

レベル+15 映写機

ここは、映画産業の変遷と、製作スタジオ、映画の監督、脚本、俳優たちやその衣装、セットのデザインや台詞、映画館などについて展示するセクション。
意外な意匠を凝らした映画のセットや、「グレムリン」や「ジュラシックパーク」撮影に実際に使われたプロダクションノート、写真、スケッチ、チャップリンの帽子やマリリンモンローが履いた靴などは必見!ここでは映画づくりの秘密を明かした短編映画も上映されている。

レベル+18 ポスターギャラリー

ポスターによって映画の歴史を辿ることができるのが、このエリア。映写機セクションから繋がっている。映画史上に残る名作のポスターがずらり。黒澤明監督の「羅生門」のポスターもあるから探してみて!

レベル+25 映画とテレビ

最上階レベルにある。1950年代から90年代までの一般家庭の様子が小部屋のなかに再現され、ノスタルジーを誘う。家庭に普及したテレビも小さな木の箱から16/9プラズマスクリーンへと、姿、大きさを変えていく。

カフェ・お土産コーナー

歩き疲れたら、こんな素敵なカフェでお茶するのもいいかも?

トリノ在住
トリノ在住者からのアドバイス

大人も子供も、映画に詳しくなくても楽しめる優秀な博物館です。現在、イタリア国のユーロ硬貨、2セントの裏側は、この映画博物館のあるラ・モーレの塔がデザインされているんですよ!展望台からの見晴らしも、なかなかのもの。
所要時間は2時間強といったところ。すぐれたデザインのお土産、おしゃれなカフェもありますので、ぜひ覗いてみてください。

トリノ在住:Piccolaスタッフスタッフ一覧を見る

名称 国立映画博物館とラ・モーレ(Muzeo Nazionale del Cinema & Mole Antonelliana)
住所 Via Montebello, 20-TORINO
Tel. 001.81.38.561
開館時間

(博物館)
火ー金曜 9:00-20:00
土曜 9:00-23:00
日曜 9:00-20:00
月曜休館、 1/1休館
最終入館時間は、閉館時間の1時間前

その他、祝祭日により閉館時間が延長するが、短縮開館は12/24 と12/31( 〜18:00) および12/25と1/1 (15:00〜20:00)

(展望エレベーター)
火ー金曜 10:00-20:00
土曜 10:00-23:00
日曜 10:00-20:00
月曜休館、1/1休館
最終入場時間は、閉館時間の1時間前

入館料

映画博物館+展望台
正規 9Euro
割引 7Euro(18歳未満と26歳未満の大学生、65歳以上、15名以上の団体)
6歳〜18歳 4.50Euro
5歳未満、身体障害者とその付添い  無料

博物館のみ
正規 7Euro
割引 5Euro(26歳未満の大学生、65歳以上、15名以上の団体)
学生料金  2Euro(6歳〜18歳、学者グループ)
5歳未満、身体障害者とその付添い  無料

展望エレベーターのみ
正規 5Euro
割引 3Euro(11〜18歳、26歳未満の大学生、65歳以上、15名以上の団体)
10歳未満、身体障害者とその付添い  無料

ガイド付き館内ツアー 25名まで
イタリア語 70.00Euro/ グループ+割引料金チケット
英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語 80.00Euro /グループ+割引料金チケット

サイト http://www.museonazionaledelcinema.it/
地図
大きな地図で見る



Copyright© 2005-2017 AmoItalia.com All Rights Reserved. アーモイタリア旅行ガイド
本サイト内の掲載内容、リンク先で生じたいかなるトラブル、損害、損失、不利益に対して当サイトは一切の責任を負いません。
プライバシーポリシー collaborated with BELGIAPPONE.COM