カラカラ浴場でオペラ体験!(Terme di Caracalla)

カラカラ浴場
開演前の舞台脇と客席の風景。開始時刻は夜9時なのですが、まだまだこの明るさ、さすがイタリア。ローマの夏はこの時刻からやっと暗くなります。人々も開始時刻の15分くらい前に徐々に集まり21時直前にほぼ満席となるという余裕の集合の仕方です。

カラカラ浴場
開始直前。舞台下のオーケストラも準備し始めます。舞台には謎めいた古代エジプトの巨大なセットが置かれ、背後のカラカラ浴場の本物の遺跡とまるで見分けがつかないくらいです。私達もファラオの時代のエジプトに迷い込んだようです。

カラカラ浴場
上演は3幕とか4幕に分かれており、各休憩時間には各自席を立って舞台近くまで近づいて写真を撮ったり、飲み物を買いに会場隣の特設バールに行ったりします。余談ですがバールは値段が少し高め、カウンター立ち飲みのカフェ一杯は2ユーロでした。

カラカラ浴場
幕間のオーケストラ・ピットの方達。素晴らしい演奏を生で聴けるのもオペラ観劇の醍醐味です。でも常に舞台の下方にある、一段下がった穴のような空間で演奏している方々。通常のオペラハウスも全てこのようなつくりです。姿を見ながら聴けたらもっと演奏に酔いしれるかもしれないのに、残念だと思いますが、やはりオペラでは演奏は脇役なのです。

カラカラ浴場
幕間の前のクライマックスの場面。舞台上は絢爛豪華な衣装をまとった歌手達が総出で声高らかに歌い上げ、ストーリーを盛り上げます。舞台衣装の勉強をされている人にも実物が見られるよい機会です。

カラカラ浴場
野外オペラ会場である、カラカラ浴場遺跡の一角。ライトアップされていて幻想的です。舞台が終ったあとの感動が覚めやらぬうちの帰り道にここを通る時、ローマでの美しい想い出がまた一つ増えたと実感できるでしょう。

お勧め度:5つ星

ローマの夏の風物詩といえば、その一つがカラカラ浴場で行われる野外オペラではないでしょうか。観光地コロッセオとチルコマッシモの近くにある、古代ローマ時代の公衆浴場遺跡の中にステージを組み、見事な技術の舞台装置と舞台照明で彩られる野外オペラ。巨大な遺跡の中にステージがあるため、舞台やセットが実際よりも小さく見えるという印象があるかもしれませんが、実際に足を運べば、そのスケールの大きさに驚かれることでしょう。

アドバイス
オペラ参加者からのアドバイス(2015年7月)
  • 一番の問題は、オペラ終了後の帰り方
    1. 12時過ぎに終わり、下手をすると1時間以上も待つと聞いています。かつては会場でタクシーの予約ができたようですが、今は予約はできないようです。
    2. 私はカーテンコールの始まる前に席を立ち、タクシー乗り場に向かいました。同様の人が結構いました。事情をよく知っている人たちのようです。
    3. カーテンコール前に席を立つためには、各ブロックの最前列か通路側に席をとることが良いです。私はネットで通路側に席をとっていましたので、ストレスなく席を離れることができました。
    4. 会場出口付近でタクシー券をもらいタクシー乗り場で列に並びました。私の場合10分も待たずにタクシーに乗れました。
    5. 送迎ハイヤーの手配も可能です。1台片道40ユーロ(22時以降は深夜割増プラス10ユーロ)。詳しくは『ローマのハイヤー手配』のページをご覧ください。
  • ドレスコードについて
    • ドレスコードはありません。夏の野外コンサートですのでカジュアルな人が多いです。ただし、1番いい席とその次のブロックには、ダークスーツにネクタイ、女性は素敵なドレス姿の人も それなりにいました。可能ならドレスアップすると、それも楽しいです。
  • こちらのQ&Aも一読すると役立ちます
    http://qaitaly.com/5131/ (カラカラ浴場のオペラ後の交通手段について)
    http://qaitaly.com/994/(カラカラオペラのチケット購入方法)

イタリア人の夏は夜涼しくなってから動き出す

夏のイタリアは、ご存知の方もたくさんいらっしゃるでしょうが、夜が来るのが(暗くなるのが)非常に遅いです。そして夜になってからの人々の活動は、長いです。夏時間を採用しているので、最高に日が長いときなどは、夕日が沈むのは夜8時過ぎです。そしてそのあと夜の9時ごろまで徐々にうっすらと明るさを失いながら暗くなっていきます。そしてその時間帯からやっと涼しい風が吹き始めて、あたりの温度がひんやりと下がってきます。そしてこれからイタリア人は夏の夜を楽しみ始めるのです。

野外オペラとは?

野外オペラとは、文字通り、天上のない屋外の空の下で演じられるオペラのことです。歌劇やバレエがあります。舞台が屋外のため、観客は服装をある程度カジュアルダウンさせても違和感なく、観劇に行くのに合ったきちんとした感があればOKで、オペラ初心者の方には入りやすいでしょう。野外オペラが発祥した目的は、人々がオペラをもっと身近な存在と感じられるようにすること、より多くの人にオペラという芸術を普及させ、子供から大人まで全ての人に鑑賞しやすいようにするということだそうです。

ローマのオペラ座が閉まる7,8月の間だけの上演

ローマの有名なオペラハウスといえばオペラ座ですが、7月と8月の間はお休みです。この有名なバカンスの時期になると、多くのオフィス、商店、学校などはバカンスでながーい休暇に入ります。人々は平均一ヶ月くらいバカンスを取って、旅行に行ったり故郷に帰ったりして、ローマからは地元人の人口は減り、交通渋滞もなくなります。そしてこの時期になるとオペラ座も休館で静まり返ります。その代わりに、オペラフェスティバルと称して、古代遺跡カラカラ浴場に野外オペラの舞台が出現し、夏の夜を彩ります。

夜風が思いのほか冷える

ローマの夏は、日中は突き刺すような太陽の日差しが照りつけ、屋外でひなたにいるのは危険とさえいえますが、一方湿度が日本に比べて低いため、日陰に入ると結構涼しく過ごせます。そのため多くの家がまだエアコンディショナーを付けずに自然のまま生活しています。そして夜は涼しい夜風が吹くので屋外は思いのほか冷えます。野外オペラでは、夜の神秘的な古代遺跡を背景に壮大な愛の物語の歌劇を鑑賞する、そして一陣の風が吹いて歌手達の豪華な衣装が風になびくのを見ながら、自分も同じ夜風を受け、劇場との一体感を味わう・・・。しかし、公演は3時間を超え、終了時刻は夜中の24時を回ります。エレガントなノースリーブのワンピースなどを着られる方は、必ずショールやカーデガンを持参しましょう。男性も上着持参をお勧めします。

鑑賞する演目が決まったら、ストーリーの予習をお勧め

イタリア旅行の手配が済み、野外オペラ観劇も決め、演目を選びチケットの手配も済んだら、是非ストーリーの予習をお勧めします。2009年のカラカラ浴場では、7月前半にバレエ『夏の夜の夢』(メンデルスゾーン)、7月後半に歌劇『トスカ』(プッチーニ)、8月前半に歌劇『カルメン』(ビゼー)が上演されます。トスカ、カルメンなどその他有名歌劇はオペラ対訳本も出版されていますので、ストーリーの把握にお勧めです。バレエを観るときはセリフがないので、ストーリーを知らないとまったく理解不能となってしまいます。その反面ストーリーをあらかじめ予習していくと、台詞や歌詞のないなかで、ダンサーの表現力の素晴らしさを十分楽しむことが出来ます。

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事前にタクシー予約、カラカラ浴場からの帰り道も安心

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施設名 カラカラ浴場(Terme di Caracalla)
住所 Via delle Terme di Caracalla 52, Rome, Italy
行き方 地下鉄B線Circo Massimo駅下車。徒歩約5分。
電話番号 +39 06 48160255
+39 06 4817003(Teatro dell’Opera di Roma)
FAX +39 06 4881755(Teatro dell’Opera di Roma)
サイト http://www.operaroma.it/luoghi/terme_di_caracalla
チケット料金 Poltronissime : 110ユーロ
Settore A : 70ユーロ
Settore B : 50ユーロ
Settore C : 25ユーロ
地図
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