マッシモ劇場(Teatro Massimo)

Teatro Massimo Palermo
パレルモが誇るマッシモ劇場。クリスマス・シーズンには、正面階段がポインセチアの赤い絨毯で飾られる

Teatro Massimo Palermo
舞台から見た観客席。平土間席と5階までのボックス席、天井桟敷に分けられている

Teatro Massimo Palermo
ロイヤル・ボックスからの眺め。『ゴッドファーザーPart3』で、息子の晴れ舞台を観ていたマイケルの目に映ったのはこんな光景?!

Teatro Massimo Palermo
『音楽の勝利』を描いた天井画。中央の丸い部分以外は開閉式になっていて、空調の役割を果たしていた。

Teatro Massimo Palermo
ポンペイの間。オペラ劇場が社交場だった頃、オペラに興味のない男性たちは、奥方がオペラを観ているあいだ、ここで政治談議をしていたとか!?

Teatro Massimo Palermo
建築家ジョヴァン・バッティスタ・フィリッポ・バジーレが設計コンペ用に作ったマッシモ劇場の模型

Teatro Massimo Palermo
ライト・アップされたマッシモ劇場。オペラを観に行くときは、せっかくならお洒落をして行きたいかな?

近代パレルモの象徴

マッシモ劇場は1897年、ヴェルディの『ファルスタッフ』でこけら落としが行われました。当時パレルモは経済的に著しい発展を遂げ、まさにベル・エポック。その時代を象徴するのがマッシモ劇場です。
設計はパレルモ出身の建築家、ジョヴァン・バッティスタ・フィリッポ・バジーレ。建築資材から内装に至るまで、殆どをシチリア産でまかなうなど、この劇場にかけた期待の大きさがうかがえます。ただ建設が33年という非常に長期に渡ったため、完成に導いたのは建築家の息子のエルネスト・バジーレです。

そのためもあり、外観は壮大な新古典主義様式、内部はリバティ様式(アール・ヌーヴォー)の、とても優美な劇場です。

ヨーロッパで3番目に大きいオペラ劇場

ウィーンのオペラ座、パリのガルニエ宮のオペラ座に次いで、3番目に大きいオペラ座です。とはいえ客席数はそれほど多くなく1400席弱。観客席以上に舞台が大きいのが特徴です。どの位大きいかといえば、昔『アイーダ』が上演された時、本物の象が登場した程です。

広大なマッシモ劇場建設のため、教会や修道院などが破壊されたのですが、そのため劇場内には修道女の幽霊が出るという噂もあります。

23年間の眠りから目覚める

マッシモ劇場は1974年から23年間閉鎖されていました。名目は修復だったのですが、実際は殆ど手を付けられず見捨てられた状態だったとのことで、パレルモの人々はとても悲しい思いをしていたそうです。
劇場オープン100周年に当たる1997年、アッバード指揮で再オープン記念コンサートが行われ、翌年『アイーダ』で完全復活。それ以降、毎年様々なプログラムが組まれて、イタリア内外から著名な歌手が客演しています。

2007年には日本公演も行い、ヴェルディの『シチリア島の夕べの祈り』、レオンカヴァッロ『パリアッチ』&マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』が上演されました。

『ゴッドファーザーPart3』でも撮影

日本の方たちにとっては、でも、映画『ゴッドファーザーPart3』の後半、息子がオペラ歌手デビューする場面で使われた劇場と言った方が分かりやすいかも?!マイケルを中心としたファミリーの面々が息子の晴れ舞台を観ていたのはロイヤル・ボックス。舞台が終わった後、マイケルを狙った弾がそれ、娘に当たる場面は正面の階段で撮影されています。

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パレルモ在住:kinuko takahashi
イタリア在住者からのアドバイス

世界有数のオペラ劇場であり、『ゴッドファーザー』の舞台もになった劇場です。内装も素晴らしいので、時間があれば劇場見学ツアーに参加されることをお勧めします。一番良いのはオペラを観に行くことですが!オペラ開催日にパレルモにいるのであれば、当日券があるか確認してみるのも良いかもしれません。

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名称 マッシモ劇場(Teatro Massimo)
住所 Piazza Giuseppe Verdi, 90138 Palermo, イタリア
電話 +39 091 6053111
行き方 パレルモ中央駅、パレルモ大聖堂より北側。
パレルモ中央駅から、101, 102, 104, 107のバスが劇場前まで行きます。
サイト http://www.teatromassimo.it/(イタリア語、英語)
公演カレンダーもサイト内にあります。
ツアー 劇場見学ツアー
開館時間 火曜日〜日曜日10:00〜15:00(最終ツアー14:30)
入場料 5ユーロ
地図
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