Fratelli Klainguti (フラテッリ・クライングーティ)

Fratelli Klainguti Genova
旧市街にたたずむ歴史的カフェ。昔ながらの外観の店構えにうっかりして通り過ぎてしまわないように。お天気の良い日にはパラソルの下でお茶をするのもGoodです。

Fratelli Klainguti Genova
中に入ると1階のカフェフロアは、クラシカルな上品さが漂い、シャンデリアや金の縁取りが施された装飾が優雅です。

Fratelli Klainguti Genova
巨匠・作曲家ヴェルディがジェノヴァ滞在の際には通いつめたお店という証拠になるメッセージが肖像画と共に飾られています。ヴェルディファンならずとも気になるところです。

Fratelli Klainguti Genova
ヴェルディがジェノヴァの朝食としてこよなく愛し、名付け親になったという、その名も彼の作品名と同じFalstaff。ヘーゼルナッツのクリーム入りブリオッシュです。売り切れ必至なので、どうしても食べたい場合は午前中に!

Fratelli Klainguti Genova
2階のレストランフロアは、エレガントな装飾のカフェと異なりシンプルな雰囲気ですが、若手の店員さんの対応は感じがよく、英語もOKです。

Fratelli Klainguti Genova
筆者がこのお店で食べて恋したパスタソース、トマトソース+ジェノヴェーゼペストのポルトフィーノ。平うち麺のトレネッテに合わせたトレネッテ・アル・ポルトフィーノがわたしのおススメです。

Fratelli Klainguti Genova
この日のメインメニューは、手前よりサルティンボッカ、フダンソウのトルタ、ストッカフィッソ・アル・ヴェルデ(干鱈にポテト、トマト、オリーブを和えた一品)、野菜たっぷりのフリッタータ(オムレツ)、メランザーネ・アッラ・パルミジャーナ(ナスのパルマ風)。

Fratelli Klainguti Genova
お店の看板ケーキ、Torta Zena(トルタ・ゼーナ)。一人前は2分の1個です。見た目がシンプルであまり華やかではないところが、またジェノヴァという町の外観を思わせますが、デリケートなザバイオーネの絶妙さに、リピートしたくなります。

Fratelli Klainguti Genova
リグーリア菓子、手作りパンドルチェ・ジェノヴェーゼ。クリスマス時期に食べられるパネットーネのジェノヴァ版。その昔は、船乗りの旦那さんや息子さんに持たせたお菓子なので日持ちします。松の実が入っているところがリグーリア風ですね。

Fratelli Klainguti Genova
「貴婦人のキス」を意味するバーチ・ディ・ダーマやマーガレットの花を模ったカネストレッリなどのリグーリア菓子をはじめ、色々なお菓子がショーケースから選べて、目移りしそうです。ゼリーの砂糖菓子はお土産としてもGoodです。

4つ星半 ドゥカーレ宮や聖ロレンツォ大聖堂に程近い旧市街の中に位置する老舗のお店で、パスティチェリア(ケーキ屋)としてはジェノヴァの中でも有名ですが、オペラ作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが滞在中に惚れこんで毎朝通ったそうです。バールとしての開店は朝7時半からなので、朝食を取ることもできますし、平日はランチも楽しめます。街散策で疲れた際のティータイムに立ち寄ってもよいと思います。時間がない場合には、いくつかお勧めドルチェをお持ち帰り用、お土産用にして試される価値はあります。(2012年10月)
雰囲気 4つ星
値段 4つ星
総合 4つ星半

旧市街の花形、歴史的な優美さを保つティールーム

ジェノヴァの旧市街の建物は、所々修繕はされても、外観は昔のままで古びた雰囲気をそのまま継承しているところがほとんどですが、一歩建物内に足を踏み入れてみると、優雅で豪奢な室内装飾に目を見張り、内外のギャップを感じられることが多々あります。このお店もそんな場所のひとつ。外側は昔のままで、うっかりしていると通り過ぎてしまうぐらい地味ですが、14世紀建築の歴史的な建物内のティールームは18世紀のバロック様式の装飾で飾られています。

クライングーティ兄弟のジェノヴァ・ドリーム

今ではジェノヴァの歴史的なお店のひとつと認定されているこのカフェの始まりは1826年に遡ります。スイスドイツ語圏の小さな村、サン・モリッツに近いポントレジーナからジェノヴァにやって来た4人のクライングーティ兄弟。ジェノヴァの港から新大陸に夢をつかみに行くために旅立つつもりでしたが、出発するのが困難な状況に。お金もなく、身の回り品も少なく、途方に暮れそうでしたが、彼らにはお菓子作りの技がありました。運良くソズィーリア広場でお菓子作りを再開した彼らのお菓子の評判は瞬く間にジェノヴァっ子たちの間に広まり、有名になったのです!

巨匠ヴェルディの愛したFalstaffを食べてみよう!

「椿姫」や「アイーダ」などのオペラ作曲で著名なジュゼッペ・ヴェルディが、公演や旅でジェノヴァに滞在していた際には、このお店に毎日のように通っていたそうで、店内にはヴェルディの肖像画と共に、クライングーティ兄弟に宛てた「親愛なるクライングーティ、君たちの“Falstaff”は最高だ」と書かれたメッセージカードが飾られています。“Falstaff(ファルスタッフ”はヴェルディの最後のオペラ作品の題名でもありますが、彼がこよなく愛したこのお店のブリオッシュにも同様に名付けたのです。

ガンベロ・ロッソのバール部門に掲載

イタリアのミシュランと呼ばれるガンベロ・ロッソという番付のガイドブックがありますが、そのバール部門にも掲載されているお店です。お店の看板は「ジェノヴァケーキ」という名前の“Torta Zena(トルタ・ゼーナ)”。ほんのりとリキュールを感じるザバイオーネのクリームをマジパンで包んだトルタで、繊細な味わいです。他のお店でも名称を変えて類似商品を出しているところもあるそうですが、オリジナルはクライングーティのトルタとのことです。

パスティチェリアですが、ランチもイケるんです♪

日替わりでランチメニューが提示されますが、第一皿のパスタはソースとパスタの種類をお好みで組み合わせることができます。筆者の一押しは、トレネッテ・アル・ポルトフィーノ。ポルトフィーノ(Portofino)は東リグーリアの高級リゾート地の町の名称ですが、リグーリアにはポルトフィーノという名前のパスタソースがあります。トマトソースにバジルのジェノヴェーゼ・ペストをミックスしたもので、ペストのみのパスタとは異なり、ジェノヴァやリグーリアにおいても、どこのお店でも食べられるわけではないのですが、クセになります!クライングーティでポルトフィーノソースに惚れました。

ジェノヴァ担当 Jacqueline
私が「フラテッリ・クライングーティ」をお勧めします!

よいお天気の時だったら、ランチはパラソルの下でというのもよいですが、カフェの装飾もポイントが高いので、中で美味しいお菓子と一緒にお茶するのもお勧めです。イタリア式の甘い朝食を、食べに行くのも乙ですね。

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店名 Fratelli Klainguti(フラテッリ・クライングーティ)
住所 Piazza Soziglia,98-100r.16123 Genova Italy
行き方 聖ロレンツォ大聖堂の正面から見て右側にあるスクッレリア通り(Via Scurreria)をカンペット広場(Piazza Campetto)に突き当たるまで下り、左に曲がって数10mでソズィーリア広場(Piazza Soziglia)に出ます。そこで右切して数件目のお店です。
電話番号 +39.010.247.45.52
定休日 日曜(2Fレストラン)、月曜午前中
*ただし12月は日曜午前中はオープンしています。
営業時間 カフェ・バール:7:30-20:00 
2Fレストラン:12:00-15:30(ディナータイムなし)
予算 ランチ:1人15ユーロ程(パスタ・メイン・ドリンク)
メニュー

【席料】0.5ユーロ(テーブルセッティング・パン代)

【プリモ・ピアット】Trenette Portofino(トマトとジェノバソースのトレネッテ)6.5ユーロ、Spaghetti Arrabbiata(アラビアータ・スパゲッティ)6.5ユーロ、Gnochi Speck e Zafferano(スペックハムとサフランのニョッキ)6ユーロ、Penne Pomodoro e Ricotta(トマトとリコッタのペンネ)5.5ユーロ、Fettuccine al salmone(サーモンのフェットゥチーネ)6.5ユーロ、Fettuccine con Gamberi(小海老のフェットゥチーネ)6.5ユーロ

【セコンド・ピアット】Bistecca ai Ferri(鉄板焼きステーキ)7ユーロ、Saltinbocca(サルティンボッカ)7ユーロ、Milanese con patatine fritte(ミラノ風カツレツ、フライドポテト添え)7ユーロ、Stocafisso al Verde 7.5ユーロ、Melanzane alla Parmigiana(茄子とチーズのグラタン)6.5ユーロ、Frittata di Verdure(野菜のオムレツ)6.5ユーロ

【付け合わせ】Tortine di Verdura(野菜のタルト)4ユーロ、Verdure grigliate(グリル野菜)、Verdure bollite(茹で野菜)

地図
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