ボローニャ
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ボローニャ(Bologna)について

ボローニャの地図

ボローニャの風景ポデスタ宮殿と後方のアレンゴの塔

ボローニャの風景肉料理の中でも特に豚肉を使ったメニューが豊富

ボローニャの風景旧市街に隣接するボローニャの中央駅

エミリア・ロマーニャ州の州都であるボローニャはミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェのちょうど中間にあたりイタリアで7番目(*)に大きい都市です。中心部の人口は約38万人、郊外も含めると総人口は約100万人です。ポー川流域に広がる広大なパダナ平野(ポー平原)の南端、そしてイタリア半島を縦断するアペニン山脈の北側の麓に位置する内陸都市です。
(*)1位ローマ、2位ミラノ、3位ナポリ、4位トリノ、5位パレルモ、6位ジェノヴァ

2000年には欧州文化都市として、また2006年にはユネスコが採用したプロジェクトの一つ「創造都市ネットワーク」の音楽部門でボローニャの街が登録されています。 ボローニャ及び都市圏には、機械、食品、電気の重要な工場や、卸売貿易業など、また市内のフィエラ地区では国際展示会も数多く開催され、ビジネスの中心としても知られています。
東京都板橋区と2005年に友好都市交流協定調印、また浜松市と2014年に音楽文化交流協会締結をしています。

ボローニャの過去・現在・未来

ボローニャの前身はエトルリア人の街フェルシーナ(Felsina)と言われています。その後エトルリア人にかわりケルト人が勢力を強めこの辺りに住みましたが、紀元前2世紀にローマ人が勝利しボノニア(Bononia)という名の街を作りました。中世には基礎自治体として繁栄しその面影を今日も旧市街に色濃く残しています。地理的な位置関係から交通の要所として発展し、首都ローマとミラノを結ぶ鉄道や高速道路をはじめ、イタリア各地を結ぶ交通網が集中していることから近年その重要性を増している都市です。街の景観を維持しながらどこまで近代化の波についていけるのか、課題もまだまだ残されています。

学問の都ボローニャ(La dotta)

ボローニャという街の名前とセットで使われる言葉が三つあります。一つは学問を指す「dotta」。
1088年創立のヨーロッパ最古のボローニャ大学は世界的に有名です。歴史上の著名な人物ペトラルカやダンテ、ガリレオ・ガリレイもボローニャ大学で学びました。ボローニャ、チェゼーナ、フォルリ、ラヴェンナ、リミニの5都市に分かれ、現在23学部を誇るこの大学の学生総数は約84,700人。若さと活気に満ちた街です。ボローニャ大学の旧大学棟のあった、アルキジンナジオ館には歴代の卒業生の紋章や、16世紀当時の建造物、また17世紀の解剖学教室(第二次世界大戦の被害により再建)を見学することができます。

肥満?!の都ボローニャ(La grassa)

二つ目の言葉は肥満を指す「grassa」。
ボロネーゼハム、ラザニア、ボロネーゼソースなど美食の街としても知られます。 山と谷に挟まれたボローニャの伝統的な料理は豚肉やチーズを使った料理が中心です。日本ではボロネーゼミートソースとして有名なソースはボローニャが発祥です。しかしボローニャ地方ではボロネーゼソースとは呼ばず、タリアテッレ・アル・ラグというのでご注意を!細いスパゲッティではなく、平麺のタリアテッレで食べるのが伝統です。 南イタリアでは小麦粉に水を入れて作るパスタは、ここでは水の代わりに卵を入れて作ります。トルテッリーニ、ラビオリ、ラザニアにも卵パスタが使用されます。パルマの生ハム、パルメザンチーズ、モデナのバルサミコ酢など、世界的にも有名な本場のイタリア食材をお得に、最高の味で堪能できます。

2017年にはイタリア最大の食のテーマパークと呼ばれるFICO(Fabbrica italiana contadina)Eataly World=イタリア農場ファクトリーがオープン予定など、食文化や観光にさらに力をいれている成長都市でもあります。

赤の都(La rossa)

三つ目は歴史地区の屋根の色の赤を指す 「rossa」の 街です。
「rossa」(赤)は第二次世界大戦後のボローニャに社会主義の共産主義が広まり、現代ではそのニックネームとしても解されます。ボローニャのシンボルはマッジョーレ広場近くにそびえ立つ二本の斜塔(Due torri)です。ダンテの神曲にも登場するこの塔はよく見ると二本とも傾いていますが、高い方の塔(アジネッリの塔)は498段の階段を登ることができ、赤レンガで統一されたボローニャの街と周辺の丘を見渡すことができます。中世には約100本立っていた塔も今では24本となり、周囲の建物も高くなったため、2塔以外なかなか見つけにくくなりました。また街中にポルティコというアーケードが有名で、現地の人は雨の日でも傘を持たずに移動をする姿も見られます。

交通情報と日帰り旅行

ボローニャは、 南北、東西への複数の高速道路や電車の線路の走る交通の中心地です。 観光地で有名なフィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノのちょうど中心に当たりますので、 ボローニャ駅で降りて、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 空港はグリエルモ・マルコーニ国際空港がありますが、日本からの直行便はありませんのでヨーロッパ大都市、中東(ドバイ経由)での飛行機の乗り継ぎが必要です。

電車の場合はトレニタリア、イタロともに特急列車(Frecciarossa, Alta Velocità)でミラノから 1時間15分、ヴェネツィアから約1時間半、フィレンツェから35分、 ローマから約2時間 です。周辺には小さいながらも素敵な都市がたくさんありますので、ボローニャを拠点に周辺を日帰りで観光するのもおすすめです。日帰りが可能な旅行先として、フェラーラ、ラヴェンナ、モデナとパルマ、サンマリノ共和国などが挙げられます。

ボローニャ担当 吉森恵子
ボローニャの町案内役

ボローニャという名前は聞いた事があるけれど・・・と思われる方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。初めてのイタリア観光コースから外れていても、じっくり滞在すると日増しに良さが感じられる都市です。旅行で短期滞在される方でも充実した観光ができるように、在住者ならではの詳しい情報を織り込みながら私の大好きな街を紹介できれば幸いです。

ボローニャ在住・吉森 恵子スタッフプロフィールを見る



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